三輪先輩と後輩ちゃん

【番外編】1年ズダイジェスト ページ38

【後輩side】

彼…虎杖君と初めて会ったのは、伏黒君と任務に赴いた仙台にあるとある高校でだ

｢そこの百葉箱に両面宿儺の指あるから回収お願いね〜｣とあの白髪野郎に言われて、仕方なーく赴いてやったんですが何故か中身は空っぽ

てか、何で百葉箱に特級呪物があるんです？？

結局、宿儺の指は虎杖君が所属してた部活の先輩が持ってた

んで、興味本位で宿儺の指に張っ付けてあった札を剥がしちまったのをトリガーに膨大な呪力がうちらに襲い掛かった

あれは正直、真面目に死ぬかと思いましたね…

相棒ちゃんも折れそうだったし

そのピンチから助ける為、虎杖君は両面宿儺の指を受肉しちまって兎に角あれはやばかった

あの後、お土産持ちながら奴が来てくれたから大事にならずに済んだけど…

そんなこんなで宿儺の器となった虎杖君と少し遅れて上京した野薔薇ちゃんを含めて、うちら4人の初任務

その任務は、1年が派遣される何て前代未聞の特級案件の任務だった

本来この任務に当てられるであろううちらの担任(特級呪術師)が、出張に行ってるんでうちらに回ってきたんだと

なぜ？

任務場所の少年院で運悪く男女はぐれちまって、特級相当の呪霊と対峙しちまう事になった

私と野薔薇ちゃんの方は、数が馬鹿みたいに多いだけでそこまでやばい奴じゃなかったけど千里眼を使って伏黒君達を探す私を庇いながら戦った事により野薔薇ちゃんは重症を負ってしまった

一方その頃、伏黒君と虎杖君は特級相当の呪霊と対峙していた

因みに野薔薇ちゃんは補助監督の伊地知さんに預けて、ちゃんと硝子さんの所に向かわせた

私？

私は足手まといにしかならないかもだけど、とりまさっき見掛けた伏黒君を追って加勢する事にした

結局、私も途中でリタイアしちまって硝子さんの所に運んで貰ったからどうなったか結末を知るのは伏黒君だけ

虎杖君が死んだって聞かされた時、何かの冗談かと思った

でも、伏黒君の表情を見れば本当何だって嫌でも理解出来る

…そっか、死んじゃったんだ

もし、あの場に私が居なかったら皆の足を引っ張らずに済んだ筈なのに

私が居たから…私が足手まといだから、虎杖君は＿


『私、もっと術式使えるようになりたいです。強くなりたいです…っ。皆の足手まといになりたくない…っ』

五条「うん、分かった」


ざっとここまでが交流会までの話

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いつか書くって言って書いてなかったの思い出したので入れてみました！

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