イケボの彼はドSだったらしい。【川村壱馬】番外編 2 (ページ9)

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☆決意した誕生日プレゼントページ9

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健「だから、RIKUさんが聞きたいのはAちゃんが壱馬とえっ」

R「あーあーあーあーあー！！！！」

健太くんの言葉を塞ぐように大声を出すRIKUくん

…大体これから話される内容は分かったけど

健「そうゆう話ですよね？」

R「まあ間違いではないよ、でも健太は直球すぎて…うん」

樹「いやRIKUさんもなんでいきなりそんな話し出したんですか笑」

R「…いや、壱馬が俺にちょっと聞いてきてさ、まあそのことで。
でも俺聞ける自信ないから二人を呼んだ」

樹「やっぱ変態コンビだと思ってるじゃないですか…」

健「え、まさかAちゃんまだしてないの？」

R「…だから健太直球すぎだってば」

その、そういうことに関してだよね、

『…わ、私は、その、』

R「ちょ、ごめんごめん大丈夫答えないでいいから」

樹「でも今の話だと、誕生日プレゼントにそれをプレゼントするのはどうかってことですよね」

R「……間違いではない」

健「えー健太だったら嬉しい。いいと思う」

『…プ、プレゼントに、その、そうゆうことを、』

R「あっ待って俺ら呼ばれてる、ごめんこの話はまた後でで…」

頭がついていかない…

だからその、三人が言っているのは、誕生日プレゼントにそういうことをあげるのはどうかってことだよね

た、確かに私はまだそういう経験はなくて、未だに壱馬くんも呼び捨てで呼べなくて

でも壱馬くんはそういうことで悩んでたのかもしれない…

私が勇気なくて自信がなくて、そういうことが壱馬くんを不安にさせていたのかもしれない。

…私、もう目を背けちゃだめだ

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ーそして今に至るんだけど

ネットで調べて、緊張したけどそういうことに関して知識を入れて

肌のお手入れとか、たくさん頑張って、

料理も作ってケーキも買って、部屋もちょっとだけど飾り付けて、プレゼントのピアスも準備して…

あとは壱馬くんが来るのを待つだけ

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…大丈夫

頑張れ私、落ち着いて

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