イケボの彼はドSだったらしい。【川村壱馬】番外編 2 (ページ5)

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☆幸せなお泊まりページ5

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壱「ただいまー」

『お邪魔します…』

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何時間か前の私、なんでよく考えなかったの…

お泊まりなんてそこまでしたことなかった…！

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壱「Aメシ食おー」

『そ、そうだね！あれ、冷蔵庫見せてっ！』

緊張しながら冷蔵庫を覗くと、二人分の材料は揃っていて

『うーん…パスタくらいは作れるかな？』

そして私は早速キッチンに立った

壱馬くんにはリビングにいてもらってる

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壱「ん～」

『…ひゃぁっ、！』

いつのまにか壱馬くんはキッチンに来ていたようで、いきなり後ろから私の腰に手を回して抱きついてきた

左には壱馬くんの顔

恥ずかしすぎてそっちを向けない

壱「お～パスタ！美味そー」

『う…、う、うんあの壱馬くん、手洗いたいんだけど、』

そう言ってシンクに移動すると、壱馬くんも抱きつきながらついてきて

壱「ちょっとまって」

すると壱馬くんはその体勢のまま、落ちてきた袖をまくってくれて

さっきよりも包み込まれる体勢に、体全体が熱くなった

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『っ、あ、ありがとう壱馬くん』

壱「ん…」

私は反射的にそっちを向いてしまって

気付けば壱馬くんと何センチかの距離で、壱馬くんの目が私を捉えた

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『っあ、』

逸らそうとした瞬間、あっという間に唇は塞がれていて

チュとリップ音を一つ鳴らして離れた

それと同時にふ、と笑って離れていった壱馬くん

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…溶けそうだよ、もう

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そして二人でごはんを食べて、ソファに座って色んな話をして

今は壱馬くんがお風呂に入ってる

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そこまで来たことはなかった壱馬くんの部屋

色んなところが壱馬くんで溢れてて、慣れない空気がまた私を緊張させた

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壱「A～あがったー」

『…あ、うんっ！』

出てきた壱馬くんは

あの綺麗な金髪の髪が濡れていて、肩に掛けたタオルからは逞しい腹筋が覗かせていて

恥ずかしくて急いでお風呂に向かった

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『壱馬くん、お風呂ありがとう…』

出ると壱馬くんはソファに座って待ってくれていた

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