イケボの彼はドSだったらしい。【川村壱馬】番外編 2 (ページ14)

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☆合鍵はまた今度ページ14

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壱「…だからさ、俺RIKUさんに相談してた。
だけどまああの天然でも、まさか本人に聞くなんてさ笑」

『そうだね笑
でもRIKUくんから聞けたから、私、勇気出せたんだよ』

壱「…ま、このことは別にいいか笑」

『…うん笑』

そのあと、今日はオフだったから
家でゆっくり過ごそうってことになった

シャワーを浴びて、遅めのごはんを食べて

昨日あげたピアス、早速付けてくれて

似合う？

って言われて

すごく似合ってるよ

って言って笑いあって

ソファに座ってテレビを見てたらいつの間にか寝ちゃってて

ふたりの頭がごつって当たった音で目が覚めて、また笑いあって

壱馬といると、ひとつひとつの出来事が一瞬みたいに感じるんだ

壱「ねぇA？」

『ん？』

壱「俺もうひとつほしいものある」

『なに？』

壱「この家にいつでも来れるもの」

『…え、えっそれ、』

壱「…合鍵」

『…っ、えっと』

壱「…だめ？」

『ふふ笑 …ううんっ』

壱「もういっそ一緒に住んじゃうか」

『、な！えっ…ちょっ、』

壱「ふ、うそ笑
でもいつか、一緒に住もうな」

『…うんっ』

初めて壱馬って呼んだ日

初めて壱馬と繋がった日

色んな初めてが経験できた、そんな誕生日でした。

ちなみに、あの時どうして怒ってたの？って聞いたら

あんな言葉教えるの男しかいねぇだろ。…っ察しろよ、嫉妬だよ嫉妬！

って恥ずかしそうに言ってました笑

fin .

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