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リハーサル中

いつも通りの4人で安心したけどやっぱりなんか…
いや、考えすぎかもしれないな

「あー、そういや」

とリハーサルの休憩中にお兄ちゃんが嬉しそうに話し出した。

「この前から可愛いなぁって思ってた子がいてさ。今度遊びに行くことになったんやけど」

「へぇ、どんな子なんです?」

と何事もないような感じでセンラさんが聞く

「こんな子」

そう言ってお兄ちゃんは写メを見せた。
坂田さんがじーっと見る

「うわー。まーしー好きそうな子!」

「同い年だろ?」

「そう」

いーなーだの先越された〜だの男子高校生のような会話が聞こえる中、センラさんはスマホをみながら紙パックのジュースを飲んでいた

「でさ、センラさんに服選ぶの手伝って欲しい」

「え、俺ですか?」

お兄ちゃんのばか

「あかんかな?」

「いや、いいですよ?俺でよければ」

と笑った

チラッと私の方を向いたセンラさん

「も〜喋らんと思ってたら具合でも悪いん?」

『いや…だいじょぶ…』

「A?」

お兄ちゃんは私を心配して顔を覗きこんだ

『大丈夫、ちょっと暑かったから…外に行ってくるね』

そう言って足早にその場をあとにした。

昔からそうだった。
悲しいことにはとことん敏感で
表情や話し方で察してしまう

もらい泣きしやすいし少しの悲しいことで泣いてしまうから泣き虫だと言われる。

「大丈夫?」

と声をかけてくれたのはセンラさんだった。

『……なんともない…です』

「ほんまに?さっきの志麻くんの話から様子おかしかったし…そのことやろ?」

『………………』

なんで
なんで笑ってるんですか

✄−−−−−−−−−−−−−−✄
15公開してましたね…
すみませんでした……

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くたりんご(プロフ) - 澪音さん» 澪音さん、コメントありがとうございます!もっと切なく書きたかったんですけど悲しくて私も泣きそうだったので書けませんでした(`-д-;)幸せになって欲しいですね!応援ありがとうございます♪ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 25b7891eac (このIDを非表示/違反報告)
澪音(プロフ) - 切なくて。あぁぁってなりましたけど、妹ちゃんと、センラさんに幸せになって欲しいです!!これからも応援してます! (2019年9月16日 21時) (レス) id: b4857d251a (このIDを非表示/違反報告)
くたりんご(プロフ) - えりさん» えりさんコメントありがとうございます!更新頑張りますのでこれからもこの作品をよろしくお願いします! (2019年8月30日 7時) (レス) id: 25b7891eac (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - すごく好きな作品です!これからも更新頑張ってください! (2019年8月29日 21時) (レス) id: 47a3744589 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くたりんご | 作成日時:2019年8月25日 21時

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