目障りだから、はよ消えろ。【歌い手】

プロローグ ページ2

今日も歩く

3人並んで(半強制的に)

通り過ぎていく女どもは皆こっちを見てくる

まぁそれは全てこやつらの仕業なのだけれど



ま「A〜今日の宿題やった?」


そ「A今日一緒にお弁当食べよう」


ま「そういえば、今日転校生来るんだよね!」


そ「Aに手出さないか心配だなぁ」


ま「A〜」


そ「A」







『お前らああああうっせーんだよさっきから一気に喋んな!私は聖徳太子じゃないんだよ!それとあとAAうるさい!!そんな呼ばなくても聞こえてるわ!つーか横歩くな！皆こっち見てるんだよ！あーもう本当やだ!』


「「それ昨日も聞いた」」


もうだめだ

コイツら話が通用しない.....

もういい加減こんな叫んだら声が枯れるわ...

そんなこんなで到着

見慣れた教室のドアを開ける

それと共にざわざわし始める教室


「キャーそらるくん!今日もかっこいい!!」

「ほんと-!同じクラスで良かった！」



あっちで



「まふくんだ!!かっこいい!!」


「可愛い系なのに背高くてかっこいい!!」



こっちで




あぁもううるs..「席つけーホームルーム始めっぞ」


あぁもうホームルームの時間か


そういや朝まふが転校生がなんちゃらかんちゃらとか、言ってたなぁ


そんなことを考えながら席につく。

「今日は転校生を紹介する!もうみんな噂とかで聞いてると思うが」


入ってきていいぞーと担任が促すとガラガラという扉の開く音と共に入ってきた



「どぉもぉ〜花李ののでぇーすみんなぁよろしくねぇ〜あ、ちなみにわたしぃモデルやってまぁす」


ざわざわ


「え、なにあの子モデル??あれが!?」


「えぇーそんなんだったら私でもなれるわwwwwww」





「みんなざわざわしてるぅーそんなにののが可愛いかぁそっかぁだよねぇ」


おいちょっと待てや

担任困ってるぞ



『.......まじか、まふ』


ま「.........まじか」

そ「まじか」

隣の席のまふに話しかける

そして後ろから彼方も乱入してくる





ﾊﾞﾁｯ



.......?






一瞬、なんだっけ.....えー....あっ、花李と目があった気がしたけど
多分気のせいだよね





このあと私達が×××ために奮闘するなんて思ってなかった

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