貧乏だから路地裏狩りしてたら反社に目をつけられて、それが父親だった

18話 ページ18

春千夜との生活は中々上手くいっている

朝に学校に行ってドラケンの所で宿題をして、家に帰ってくる
ご飯は二人分作る

一応春千夜は見張りとしているんだけど、今の私には関係なかった





「おい、手前毎回床で寝んな」


「え、でも春千夜は一応客人だから」



ベッドは一つしかない。春千夜に譲るのが道理だろう
私は床にタオルケットを敷いて寝ていた


「お母さんがいた頃はベランダで寝てたこともあるから大丈夫」


「そーゆ―ことじゃねえんだよなァ」


春千夜はひょいと私を抱きかかえるとベッドに入れた

一人用のベッドを二人で使っているのだ



「せめぇ」

「別に私床で寝るってば」

「うるせえ黙ってろ」


春千夜はまるで抱き枕かのように私を抱きしめた














あったかい



体がぽかぽかしてくる




誰かとこうやって寝るのは、初めてだなぁ、、、、












「おとーさん?」



「うっせ、黙って寝てろ」






その日は今までで一番深く眠れた気がする














〜共同生活でのルール！〜

・誰にも話さない

・春千夜の仕事を見ない

・仕事は仕切りの奥でやる

・春千夜って呼ばない(嫌だ)(三途様と呼べ！ガキ)

・ご飯は一緒に食べる

・Aの門限は6時。1秒でも破ったらスクラップ

・ご飯いらない時は置き手紙して(アナログ過ぎんだよ。携帯買え)(買って♡)












後日、最新機種のスマホを手に入れた

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