タイトル ページ1
とても懐かしい夢を見た。
小さい頃に僕がお父さんとお母さんに
連れられて美術館に行った夢。
いや「僕」の小さい頃じゃない、
「私」の小さい頃の記憶だ。
なぜか覚えている前世の古い古い記憶。
２人の薔薇を持つ人たち一緒に少し不気味な
美術館を巡っていた懐かしい昔のこと…
大切な記憶だけど最期は少し怖かったな。
…先に 行ってて…
あのとき離れていく背中に伸ばした手は…
「……ーA、起きろよ…」
「…眩し…」
いっきに明るい光が視界いっぱいに広がった。
僕の正面にまるで太陽のように眩しい親友の笑顔
「ったく…まーた夜中までゲームしてただろ。
ここ、目元のクマが凄いぞ？」
とんとん、と目の辺りを優しく触れられる。
…真昼の手はとても暖かくて心地が良い。
「ん…ごめん、僕いつから居眠りしてた？」
「あー…さっきのHRから。
前の席の桜哉が先生に見えないようにって
教科書広げてたからバレなかったけどさ！」
「そっか、迷惑かけちゃったなぁ。
後で桜哉に何か奢ってあげよう…っと…」
いつのまにか放課後になっていて
夕焼けが教室の窓から射し込んでいた、
机から鞄を手に取りイスから立ち上がろうとする
くらり、と体が傾いて慌てたような真昼の声。
「っ危ねーな…気をつけろよ…」
「ぁごめんなさい、」
床に倒れそうになった僕を支えてくれたのは
突然に現れた真昼じゃないフードの男性、
最近、真昼に打ち明けられた吸血鬼の彼。
実は僕はこの青色の髪をもつ彼が苦手なんだ、
何でって…何でだろうねえ…？
「A、大丈夫か！？」
「真昼は心配しすぎ…ただの低血圧の目眩だよ。
えっと、クロさんごめんなさい…」
「別に…。
…あー…オレはこの女を家まで送るから
その、真昼は先に帰っててくれるかー…？」
「えっ、クロ！？」
突然にそんなことを言い出した彼。
そして低血圧の僕が寒がっていると思ったのか、
自分の着ていたフードを僕の肩に掛けてくれて
そのまま抱えられる。
その掛けられた上着のぬくもりに
異常な程の既視感が僕の脳内を揺さぶった。
そして僕の意識はそこで途絶える。
あぁ、会いたいよ…××××…
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タピオカレモン - サーヴァンプもイヴも好きなのでこの作品見た時テンション崩壊(←良い意味で)しました！ありがとうございます！！！！ (2017年3月5日 16時) (
レス) id: ae7df0ebae (このIDを非表示/違反報告)
うららか@受験により出現率低(プロフ) - ま、まさかのビックフットさんｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!え、ちょっ、驚きのあまりに私携帯を落としましたよ！携帯ｨｨｲｲ！！あっ、じゃなくて私もぜひともお話しさせて頂きたいです！！良ければボードにどうぞ！！！ (2016年10月9日 18時) (レス) id: 65ecdb8d07 (このIDを非表示/違反報告)
ビックフット(プロフ) - ibとSERVAMPなんて珍しいですね！とっても面白かったです！私もうららか様と語ってみたいです！頑張って下さい！ (2016年10月9日 18時) (レス) id: e9db22fe32 (このIDを非表示/違反報告)
うららか@受験により出現率低(プロフ) - 泡雪さん» 何と！！どちらも知ってる方なんていないと思っていたので号泣しそうです！！うわぁああありがとうございます！頑張ります！！ (2016年10月8日 23時) (レス) id: 65ecdb8d07 (このIDを非表示/違反報告)
泡雪(プロフ) - うららか＠受験により出現率低様！ibすきなのですか！？なんと気が合いそうな！しかもサーバンプ！小説の更新楽しみにしています！頑張って下さい！ (2016年10月8日 7時) (レス) id: 555ba12928 (このIDを非表示/違反報告)
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