死んだなら生まれ変わろう6（H×H）×（あんスタ）

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No side

司会「では、料理が出揃ったところで、審査員の皆さんに食べていただきましょう！
今回の審査員は、ハンター協会から来ていただいたこのお二人！メンチさんとブハラさんです！」

貴「あー！メンチさんだ〜！やっほ〜」

メ「本当はこの仕事断ろうと思ったんだけど、セイラがいるって聞いてね」

ブ「俺は最初から出ようって言ったんだよ？」

会話もそこそこに、メンチとブハラ、そして司会者の前にシュウとカナタが作ったカレーが置かれた。



ブ「美味い！」

メ「確かに。魚介の臭みがしっかり消えてるし、食感がしっかりした種類を選んだのね。歯応えもあるし、それに対してルーはサラサラだから食べてて楽しいわ」

司会「おぉ！流石、作業中普段から料理をしていると言っていたシュウさんと、魚介のスペシャリストであるカナタさんの合作！好評です！」

シ「カカカッ！当然だね。この僕にかかればこれくらいのレベル、造作もないのだよ！」

カ「ぼくがおいしいとおもった『おさかな』を『げんせん』したので、うれしいですね♪」



『絶対カナタくんなんかやると思ってたけど、真面目にやってたのか…』

『帝王様御満悦』

『カナタくんのふにゃ〜ってなる顔っていいよね。あれだけでご飯6杯はいけると思うの』

『わかりみ』



司会「さて、続いては黄色チームです！」

レ「結構自信あるぜ。なぁ、ナツメ」

ナ「うン。スパイスなんかもちゃんと考えたしネ」

ブ「美味い！」

メ「いや、これカレーじゃなくてハヤシラ(レ「カレーだ」いや、ちょっと(ナ「カレーだヨ☆」…」

レ「俺らがカレーって言ったらそれはもうカレーだ」

ナ「材料を入れていったらたまたまそれがハヤライスの材料とほぼ同じでカレーに戻せなかったとかそんなんじゃないかラ」

メ「…まぁ、いいわ。料理としては普通に美味しいし。でも、やっぱりさっきのシュウたちの方がインパクトがあったわね」



『ちぇ〜って唇尖らせるレイ様が可愛いくて』

『カレーってゴリ押ししたときの2人の光の無い目は忘れません』

『ナツメくんの言い訳が一息でww』



司会「さて、最後は青チームですが…えっと、これは…」

貴「いや〜やっぱり私たち天才かもしれない。ね、ワタルにぃ！」

ワ「えぇ！セイラは私では考えつかないようなアイデアをたくさん持っていますからね。言わばこのカレーは私とセイラの知恵の塊！」

不安そうな審査員一同が、スプーンを口に含んだ。

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