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弟子 ページ31

レイside

一ッ星(シングル)ハンターに昇格してから数ヶ月、俺はジジイの呼び出しに応じてハンター協会本部に来ていた。


レ「で?わざわざ俺だけ、しかも呼び出しって何の用だよ」

ネ「まぁ、ちょっとしたお願いがあってのぉ…」

ジジイが一口、湯気のたった緑茶をすする。



ネ「今の『六騎人』という存在は異例じゃ。今までいたことなんてない。だからかのぉ、やっぱり…」

レ「不満を持つ人間がいるってことだろ?」

ネ「その通りじゃ」

そもそも義理とはいえ孫と祖父、なんて関係から不満を持たれそうだ。こんな恵まれた環境、本来ありえないだろう。



ネ「そして、そんな者たちを一瞬で黙らせる方法が1つある」

レ「なんだ?」

ネ「1人でいいんじゃ。三ッ星(トリプル)ハンターになりなさい」

レ「それ流れ的に俺になれって言ってるようなもんじゃん」

ネ「そうじゃな」

ニコッと微笑んだジジイは続けた。



ネ「お主ら6人の中で最も三ッ星(トリプル)ハンターに近いのはレイなんじゃ」

レ「は?なんでだよ」

ネ「確かに、セイラもナツメもシュウもカナタもワタルも強い。そしてさらに強くなるために努力していることも知っている。しかし、彼らは二ッ星(ダブル)ハンターにもなれん」

レ「どういうことだ?」

ネ「…二ッ星(ダブル)ハンターになるためには、弟子を育て、その弟子を一ッ星(シングル)ハンターにする必要がある。あの子らに弟子が育てられるのか、少し不安なんじゃよ…」

レ「ワタルもシュウも面倒見はいいが、なんせ弟子の出来が良くなきゃ無理な話だな。

はぁ…分かったよ。やってやる」

ネ「そう言ってくれると思っておったわい」

俺はアイツらを守るために強くなる。
どんなことでもアイツらを守れるなら、
俺はなんだってやろうと最初に決めてんだ。


ハンター協会から出ると、俺はシャルに電話をかけた。


レ「あぁ、シャル。頼みがあってな。1人、探して欲しいやつがいるんだ。ちゃんとわかるのは名前だけなんだが…大丈夫って?はは、流石シャル。頼もしいぜ。

ん?あぁ、そいつの名前は…








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ロキってんだ」

再会→←散髪(遊園地前)



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設定タグ:H×H , あんスタ , 朔間零   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:バレーノ | 作成日時:2019年2月1日 15時

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