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☆区域123☆ ページ32

「え、誰ー?そこにいんのー」



どんどん足音が近くなってくる。



ガラッ!



「……え?りま」



くるみは、一瞬ビックリしたような顔になったけど、すぐに真顔に戻った。



「え、何?りまなの?キャハハ!覗き見とか趣味悪ぅー!」



「ねぇ、アンタさぁ神城先輩と付き合ってるからって調子乗ってんじゃねーよ」



「くるみの気持ち分かってたんだろ!!最初から!」



「ち、ちが…どうゆうこと…?くるみの好きな人って……」



「神城先輩」



冷めた目でくるみが見てくる。今まで見たことの無い目。



「私はっ!ずっと好きだった!一年の頃からずっと!ずっと!!」



「なのに!アンタは私の気持ちも知らないで!!のんきにヘラヘラ神城先輩と帰って、ふざけんな!鈍感女!!」



パチン!と乾いた音が教室に響いた。



頬が痛い。泣きそうになるのを堪え、くるみを睨む。



「はっ!ざまぁ。まぁどーせ神城先輩だってアンタの顔しか見てないんだから」



グイっと髪を引っ張られ、無理矢理くるみの方へ引き寄せられる。



「別れろ。神城先輩は私と付き合うの」



ドン!と肩を押され床に倒れこむ。



すると、くるみが私の肩を思いっきり踏んだ。



「痛いっ!やめて!いやぁぁ!」



「ふふっ!痛い?そっかぁー、皆も手伝ってよー!りまがもっとして!って言ってるんだから」



皆が近付いてきて、光が見えなくなる。



それから私はくるみたちが飽きるまで、ずっと、ずっと殴られた。

☆区域124☆→←☆区域122☆


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

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くるくる(プロフ) - ミルキーさん» はいっ!!更新がんばります!(^о^)応援ありがとうございますm(__)m (2013年12月26日 21時) (レス) id: 4fd73f77c0 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー - ヾノ≧∀≦)oイエイエ! 更新fightです(^з^)-☆ (2013年12月26日 10時) (レス) id: 8e47229848 (このIDを非表示/違反報告)
くるくる(プロフ) - ミルキーさん» 面白いですかー!?ありがとうございますっ!!(*^ο^*)だっ、大好きだなんて…この作品も喜んでいると思います!(><#)嬉しいです! (2013年12月26日 8時) (レス) id: 4fd73f77c0 (このIDを非表示/違反報告)
くるくる(プロフ) - アヤさん» そう言ってくださるなら、滅びませんっ!(`・ω・)キリツ か、神様じゃありませんよ!(°о°;;)更新がんばりますっ! (2013年12月26日 8時) (レス) id: 4fd73f77c0 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー - むっちゃ面白いですね(笑) 大好きです( ^ω^ ) (2013年12月26日 1時) (レス) id: 8e47229848 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くるくる | 作成日時:2013年11月19日 22時

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