原作介入＿＿＿１５歳 ページ36
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と言う事で。竹林君の時同様、帰りに突撃の強行突破である。校門に立つ彼と遠目ながらも合った目に、彼は泣きそうな顔へとくしゃりとゆがめた。そんな彼に声をかけるべく彼に、もとい、本校舎校門へと駆け出した。
「 .. Aく 」
そして、声をかけるべく、名前を呼んで __ 否、呼ぼうとした。
「 Aくぅん！！！かえろぉ！！！ 」
『 え、あ、うん。帰ろっか 』
そんな声は、女子特有の甲高い声に遮られたけど。合っていたはずの視線がふっと落ちてずらされて女子の顔がこちらに向いた途端、彼女の顔は、氷点下まで下がりに下がった。自分はお前らよりも上だ、そんなことを言いたげな顔でこちらを見下す。
「 Ｅ組の方々が私達 " Ａ組 " に何の御用ですかぁ〜？ 」
Ａ組を強調して発せられた言葉につい顔が強張る。未だに顔を横に背ける彼につい視線が集まる。否定してくれ、なんて考えが頭をよぎるが、それに気付いたのは彼女の方で。
「 .. ねぇ、Aくぅん？この人達、わざわざあなたに会いに来たんですってぇ〜 」
『 あ、はは。バカだね .. 流石Ｅ組 』
「 うふふ、A君ならそう言ってくれると思ってたぁ 」
「 でね、私良いこと考えたのっ♡ 」
___ A君の口から彼らにもう来るなって言ってあげるのはどう？？
目ざとく発せられたその言葉に、勢い良くA君の顔が上がる。絶望一色に染まった顔に切り替わる。きっと、僕たちも今同じ顔をしていることだろう。強張ったような、助けを求めているような、そんな顔。
ぱくぱくと、酸素を求める様に開いて閉じる動きをしている彼の顔が泣きそうに強張って __
『 .. もう、俺に近付かないでくれないか。正直、友達ごっこはもう飽きた 』
淡々とした声音があたりに響き渡った。彼は何かを諦めた顔で。彼女の方を見やって。
『 行こう、高橋さん。嗚呼、違ったね。美奈 』
そう言って、振り返ってから二人並んで帰って行った時、また僕たちは彼からのＳＯＳに小さく奮闘した。
彼は、彼女の名前をわざと間違えてフルネームを僕らに向けて教えた。彼女を調べろ、そんな意味を含めてか。
「 律、高橋美和の事調べてくれる？ 」
「 了解しました！ 」
「 じゃぁ、俺らは高橋の交友関係調べるかぁ。糸成の無音探知機使えそうだな 」
「 うーし、そんじゃ、あの馬鹿助けてやっか 」
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続く (更新停止中)
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ほたる(プロフ) - ぽくぽさん» コメントありがとうございます！急展開すぎて今担当してる私自身もついていけてない状態ですw 俵担ぎってあれ、みぞおちに肩くい込んでるんで実際は相当痛いんですよ。それを米達に対して喜びを表してる彼は何者なんでしょうかね ... 。応援ありがとうござい（文字数） (2019年9月15日 0時) (
レス) id: 7339bf95e8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽくぽ(プロフ) - いきなりの急展開‥‥‥好きです← 一気読みさせてもらいました！かなり面白かったです。米は笑いましたｗやったぞ！（？）先が楽しみです！更新頑張って下さい！応援してますっ！ (2019年9月14日 13時) (レス) id: 438a920bc0 (このIDを非表示/違反報告)
虚無 - なんて言うか、一気に話の書き方が変わったのは笑ったw悠兎さんとアイネストさんの書き方違いすぎてワロタwwwまぁ、内容は面白いけどwww (2018年3月21日 14時) (レス) id: 8c06a7d34b (このIDを非表示/違反報告)
朝顔 - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2018年3月4日 18時) (レス) id: 429cd77a15 (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - このお話マジで好きです！更新、ファイトです！ (2018年1月28日 19時) (レス) id: bc865d4969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる × アイネスト x他1人 | 作成日時：2017年9月29日 17時
