汚れちまった悲しみに ページ10
「以上で過去のお話は、終わりです。」
皆さん泣いていた。
取り敢えず泣き終わるまで待っていたら
猫が肩に乗ってきた。
「お久しぶりです!夏目先生」
小声でそう呟いた。
「涙香、一緒に武装探偵社で働かないかい?
私だけ日の光の下で働くなんて出来ない」
「父が犯した過ちを森さん一人に背負わせられないです!夏目先生との約束や私の意思でポートマフィアにいるので大丈夫です。
それにいつでも会えます!」
突然、体が浮き抱きしめられた!
「よー!太宰。そして探偵社員
涙香を連れて帰らせて貰うぜ。」
「兄妹の感動の再開を邪魔しないでくれるかな〜チビッ子マフィア」
「テメーがデカ過ぎるだけだろ
人間失格やろう!」
いつもの言い合いが始まった。
止めるのも面倒なので探偵社の皆さんと
お茶を飲みながらお喋りした。
「止めなくて良いの?」
「いつもの事なので大丈夫です!」
二人が疲れてきたのでそろそろ終わるかな?
「中也さん帰りましょう!」
「涙香すまねぇ。
太宰!首領がいつでも遊びに来いだとよ。」
「言われなくても行くよー
涙香もう帰ってしまうのかい?
いつでも会いに来てね。」
探偵社の皆さんに見送られながら
ポートマフィアに帰って来た。
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作者名:如月 | 作成日時:2018年6月25日 14時