今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:26,146 hit
小｜中｜大
113 ページ23
.
丸「え？！言うたん？！」
「おん」
次の日のお昼時間、
まるに昨日のことを聞かれた。
丸「俺はてっきり告白するんかと…」
「んー…」
告白は告白やろ。
丸「屁理屈は聞かへんで」
「なんやねん」
丸「告白は告白やろとか言おうとしたやろ」
「なんでわかんねん」
まる、今日はオムライスか。
美味そ。
丸「で？結局どうなったん」
「…好きって言われへんかった」
ほんま、どこまでヘタレなんやろ。
「Aちゃんの過去聞いて、俺の留学のこと話して、あとは無言。」
丸「…聞いたんや」
あ、パセリ食った。
珍しい。
「まるが前怒ってたのってさ」
丸「そうやで」
なにも聞いてないのに、
食い気味で答えられる。
丸「それを聞いてどう思った？」
「…どうって……酷いこと言ってもうたなって」
〜〜〜〜〜
「急に大切な人が居なくなる気持ちお前になんかわかるか！！！」
〜〜〜〜〜
「それに…よりを戻したとして、絶対嫌な思いさせてまうし」
丸「なんでそう思うん？」
「俺、Aちゃんと別れてから色んな人と関係持って…しかも留学もするし」
今戻すのは絶対にあかん気がする。
丸「ふーん。」
「興味ある？」
丸「おん。2人の力になるって言うたやろ？」
「それでその反応ならお前やばいで？」
ほんま、こいつこーゆーとこあるよなあ。
なんだかんだ助けられてんねやけどな。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 178人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆりかご | 作成日時：2021年5月23日 2時
