梵天の一人娘〈東京リベンジャーズ〉

・寝る時のお供 ページ22

Kokonoi side

『ここぱぱー…その……あのね、』





仕事をしてるとAが急に話しかけてきた。


もじもじしてる姿も可愛い。





九井｢ん？どうした？なんでも言っていいぞ｣






『あの、ね、これ…！』





Aが見せてきたのは子供向けのぬいぐるみが載った冊子。






九井｢"寝る時のお供、巨大ぬいぐるみセット"

…欲しいのか？｣






『……ｺｸ……』





九井｢はは、そんな顔しなくてもすぐ買ってやるって｣






『！！ほんと！？』






九井｢ああ。当たり前だろ。で、どれが欲しいんだ？｣






『これ！』




Aが指さしたのは大きな白とピンクのうさぎ。







九井｢これだな？あとはここぱぱに任せろ｣






俺はそう言ってAの頭を撫でると、






『ここぱぱありがとう！！だいしゅき！！

A、ここぱぱのお嫁さんなる！』






ん？今なんて言った？お嫁…？？は？可愛すぎだろ






九井｢それはうれしーな。でもAが大人になったら、な？｣






『あい！』






Aが去った後…

九井｢おい。これを一時間以内に手配しろ。｣



部下｢い、1時間ですか…！？｣




九井｢出来なきゃクビだ。｣




部下｢は、はい…！分かりました！｣








『おまけです！』




『ｽｰｽｰ』




蘭｢なにあれかわいー♡｣



九井｢ふっ。｣



この後、Aのベットにはぬいぐるみだらけになったのであった。

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