罪人＿ﾂﾐﾋﾞﾄ＿

第29話ー関口sideー ページ30

華皇はしばらく下を向いて


桃「…ぐすっ、皆、なんで、私を疑うの…？」


顔を上げた瞬間驚いた、華皇は泣いていたのだ


皆も急に泣き出したのがビックリしたのかおろおろしている



桃「私はこんな事やってないもん！皆酷いよぉ〜(泣)」




うぇーん、と大泣きしだした華皇





そんな態度に俺らはますます混乱していった





どちらが本当で、どちらが嘘…？



片「…ごめんな、疑ってとりあえず涙とめなよ」



桃「涼太ぁ〜(泣)」



なんだ、俺らの勘違いだったのかな…？






でも、そんな疑問の答えはこれから先で分かるだなんて思わず





僕らは罪を知らないままで








いつも通りに過ごしていた




これが、最大の罪となると知らずに









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後日、この新曲はテレビや雑誌にに大いに取り上げられ





俺らの不仲疑惑もわいた





E-girisを除いては



しかし記者会見でHIROさんはこれはうちの会社とは無関係だと発表し




俺らは何とか生き残ることができた







皆ホッとしていたら急にノックされた楽屋のドア





亜「はい」



亜嵐君が返事をすると入ってきたのはE-girlsの皆さんだった



急にどうしたんだろう…





亜「今日はどうなされたんですか？」



Aya「よくもやってくれたやん」




Ayaさんがドスの聞いた声で言う



よく見るとE-girlsの皆が怒りに満ちた顔をしていた




Ami「ホンマ自分たちが何したか分かってるん？」






小「え、何のことすか？」







すると、萩花さんがいきなり隼の胸倉をつかみ


涙声で叫んだ




萩「あんたたちのせいでッ、Aは植物状態になったんやでッ」

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