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「遅かったね。」
え、キモ…
なんで女子トイレの前で待ってんねん…
「あーすみません。友達で。
あのー、もう遅いので、
この辺で失礼させていただきます。」
「帰さないよ♪」
は？何言ってんねん、、
キモいわ…
「ごめんなさい、迎えが来るので…」
そう言いかけたとき、
男子トイレの個室に連れ込まれた。
「ちょ…！！…やめて…！！！！！」
無理矢理キスされて
ただでさえ酔ってる私は
どれだけ抵抗しても
男の力には勝てなくて。
ブラウスも破かれて
手が下に下がって、
もうだめだ、
涙が出そうになったとき、
私のスマホが鳴った。
河田の力が一瞬緩んだとき、
股間を思いっきり蹴り上げて
トイレから出て、店から逃げるように出て…
店の前に忠義が立ってた。
「その服…！！！！！
何があったん！？！？！？」
ブラウスが破けてブラが見えている私。
髪の毛はぐちゃぐちゃで
顔も涙でぐちゃぐちゃ。
忠義はそんな私を見て
驚いていたけど、
「はよ乗り。」
そう言って黒い大きい外車のドアを開けた。
忠義は自分の着てたパーカーを
私に羽織らせてくれて
車を出した。
昨日うちまで車で来てたのかな？
それとも一回帰った？
なんて考えて、さっきの出来事を
忘れようとしたけど
やっぱり忘れられなくて、怖くて。
涙が溢れて。
今日は嫌なことしかなかった。
痴漢、遅刻、上司からの嫌味、後輩の尻拭い、
そしてさっきの出来事…
しかも、朝から何も食べてない。
今日口にしたのって…
さっき飲んだビールくらい…
さっきのことを思い出して
吐き気が私を襲った。
「…ぅ…！！！！」
「A、気持ち悪い？？
一回降りようか。」
車を降りて、道路の端の方に吐く。
でも、朝から何も食べてない私は
さっき飲んだビールが少し出た後、
何も出なくて。
気持ち悪さが取れなくて。
その間、忠義はずっと背中をさすってくれてた。
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yuikura(プロフ) - ＫＹな後輩とアホな上司もつと疲れるわぁー。なんか気持ちわかる。はよ、助けてあげてー！ (2016年9月9日 0時) (
レス) id: 5f0651dc3e (このIDを非表示/違反報告)
うみたん(プロフ) - イエローもんすたぁさん» ありがとうございます！とても励みになります！頑張ります！（≧∇≦） (2016年8月28日 3時) (レス) id: 05850c9680 (このIDを非表示/違反報告)
イエローもんすたぁ(プロフ) - この作品めっちゃ面白いですね！頑張って更新して下さいo(｀ω´ )o応援してます。 (2016年8月28日 2時) (レス) id: 8015318d99 (このIDを非表示/違反報告)
うみたん(プロフ) - 凛さん» ご指摘ありがとうございます。直しました！ (2016年8月27日 22時) (レス) id: 05850c9680 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 最後のページ「呼んだ」が「読んだ」になってます。 (2016年8月27日 22時) (レス) id: 348ff41b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみたん | 作成日時：2016年8月25日 1時
