ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage3

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次の瞬間、堀部さん達はえ……と絶句の声を上げた。




その声にみんなが振り向き、瀬尾くんや、魚住さんが、パソコンの方へ行くと……




瀬尾「嘘……だろ……」





魚住「そ、んな……」





みんなもそれにパソコンへ向かう




私はあいにくそんな気分じゃないから行かない……それを気を使ってか、唯月や涼音や甲斐くん達は私のそばを離れないでいてくれた




宇佐美「やっぱり……武智……だったんだ……。」





堀部「……い、急いで先生に送らなきゃ！」



瀬尾くん達は止めるどころか、ただただ立ち尽くしていた。









柊「9月25日、景山澪奈が命を絶った日です！僕はその日彼女と一緒にいました。

そこで彼女は今からフェイク動画の犯人とあいにいく、そう言いました。」




武智「……またその話か……。」




柊「ネットに流出した動画では景山と一緒にビル入ってく人物がいました。その人物は、その日貴方がテレビで出演していた服装と全く同じで……」





武智「だから、僕じゃないっていってるだろ！！服装が同じだからってなんだって言うんだよ！？そんなのなんの証拠にもならない！！フェイク動画の顧客リストも盗聴テープもそうだ。
警察に提出できない証拠ばかり！！

……詰めが甘いんだよっ！！！！


そんなことで僕を追い込もうとしても無駄だ！！！」


そう言って武智大和は校舎を出ようとしたが……





堀部「あ、届いた！！」



それと同時に、柊先生がポケットからケータイを取り出し


柊「そうでもないみたいですよ。」




そう言って、武智大和にケータイの画面を見せる。



その画面には、ビルに入っていった人物の鏡に武智大和の顔が写ったという決定的な画像だった。








武智「ばかなっ！！」




柊「用心していてもボロは出るもんですねー。」



武智「嘘だ……何かの間違いだ！！そんなはず……そんなはず……ない！！」






ああ、







やっぱり父様の指示じゃない……





とすれば、マインドボイスに流れたあの動画は……？







姉様が死んだ……関係と繋がるの……？









どうして……貴方は愛してた……





姉様のことを






そうですよね？






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