ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage3

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カチカチ……




きづいたら、堀部さん達がパソコンで何かをしていた。






なに……してるんだろう……。






しかし、今はこっちが優先でモニターを見る。





柊「……でも、彼女はその誘いを断った。」





武智「……他に行きたい大学があったんだろ。」





柊「違いますよ！貴方と豪翔大学の深い関係を彼女は知っていたんです。見返りの報酬はかなりの額だったんでしょうね……。それに、他の手の報酬にものって……。貴方は、景山澪奈を豪翔大学に入学させることを条件に、多額の報酬を貰うはずだった。そして、誰にかに報酬の代わりに頼まれた。」




武智「……な、何を言ってるんだ、そんな根も葉もないこと……」






柊「景山本人から聞いたんですよ！！」





その言葉に武智大和は目を見開く。





柊「貴方は、景山に断られても、説得を続けた。そしてついに……禁じ手を使った……。
誘惑にも耐えられなかった。」







武智「何を言ってるんだ！！そんなことするはずがないだろう！！！」




柊「貴方は、毎年一定数の生徒を豪翔大学に推薦入学させて、選手の活躍に応じて報酬を受け取っていた。そしてそのある人からも報酬を貰っていた。
でも、皆が皆活躍出来るわけじゃない……生き残れるのはほんの一握りだ。
じゃあ、残りの生徒はどうなっているのか、調べてみたら、貴方の推薦で入学した9割が大学を1年目で退学してました。
貴方が、活躍した生徒に対して、多額な報酬を貰う一方で、1年目に結果を残せなかった選手には、強制退部、授業料免除の撤回など、選手に苦しい契約を交わしていた。」






武智「な、なんで……それを……。」



柊「彼女はそれを知ったから、貴方の誘いを断った。そして、あなたを訴えようとした！！」


柊「貴方はそれが明るみになることを恐れた。景山を陥れるための動画をベルムズに……」

武智「ふざけるなっっ！！！！！」


武智「死んだ生徒の言い分をそんなに信じるのか……？そんなの全部嘘に決まってるだろ！！なら、本当のことを教えてあげよう！！

……俺は景山澪奈から、言い寄られてたんだよ！！でも、そんなのは興味無い、ありえないってキッパリ断ったんだ。そしたら、君を今度は頼るようになった。
……まさか、君は本気にした口か……？ハハハっ！！だから、景山澪奈の言い分を鵜呑みにして、こんなバカげた騒動を起こしたのか？
君は騙されてるんだよ！！
全部景山澪奈の妄想だ！！」

酷い言いがかりだ。

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