ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage1

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甲斐くん達が後ろでなにかを話している。






みみをよくすませると、蓮が…生きてる…かもっ？？！



でも…まだ確証はない…。





蓮…涼音のためにも、生きてよね。





秋庭「そんな事より、早く投稿者探した方が良くない？」








その声につられ、私も黒板の方へやり逃げXがした投稿をみる。








それには








景山、しね


景山、笑うな、キモい


あの女をめちゃくちゃにしてやりたい


あの女の上履きをトイレの水に浸してやった


あの女の水着を切り裂いてやった


あいつが苦しむ姿を見ると興奮する


景山なんて生まれてこなければ良かった


あの女を学校から自宅までつけ回した


あの女の部屋の窓を割ってやった


景山が全国大会でドーピングをした









金沢「コイツ、ガチの変態だね…」






堀部「こんなヤバイ投稿バレたら、生きていけないね」






魚住「しかも偽の動画なんか流して…ほんと最低だよ」







宇佐美「……。」



あの女の部屋の窓を割ってやった





それって…




過去

ブーブー



私「電話？澪奈から、珍しい……。」






私は通話ボタンを押す、




私「もしもし？澪奈？急にどうしたの？」






澪奈「…ねぇ、A。私と一緒にいない方がいい。」






私「え…？嫌だよ、そんな勝手に決めつけないで！いま、れいなはみんなからのプレッシャーに押されてるだけ。本当の澪奈は強いんだから。そんな風に考えなくていいの。ね？
私は平気だから。何があっても一緒にいるから…。」


澪奈「でも…私…今ね…大切な友達が今私の部屋の窓を割ったの。」





私「…。澪奈…それは…」




澪奈「私の…せいなの…」



私「…どうして、そう思うの？」


澪奈「…その子ね、SNSで私と友達になったことを知って…ショックで…でもそのショックで、私がその子のこと、避けたの。だから……。でも、私はあの子と本当の意味での友達になりたかった。」




私「…。澪奈、よく聞いて。その子はきっと、澪奈と仲良くしたかっただけだよ？
たしかに澪奈が何も言わないで、避けるのはダメだったかもしれない。
でも、そしたら、ちゃんと言葉で伝えなきゃ。ね？やめてほしいなら、やめてって。本当のこと言わなきゃ。言葉で言わないと気づかないこともあるよ？…私もそれで誤解したままのことがあるから…」

澪奈「うん…ありがとう。」

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