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雪村side


「ん、…う〜ん………」


…え、ここ、どこ?

私が、今いる部屋は、……寝室?


でも…私の家の寝室ではない。


この部屋にはあまりものがなく、私が今まで寝ていたベットはモノトーンでシックな感じ。



そして……


雪村「いい匂い……」


部屋にはローズの香りが充満していた。



雪村「…昨日何してたっけ?」



全く思い出せない……


コンタクトも外れてるから目があまり見えない。



とりあえず、部屋に一つしかないドアを開けると、


雪村「……リビング?」


ここは誰かの家だろうか…?


すると遠くから、何かが焼ける音がした。



雪村「ん?」


目を凝らしてみると誰かが朝ごはんを作っているようだった。



〇〇「………あ、」



それは、



雪村「…名取…先生??」



名取先生だった。




名取「…酔い、冷めた?」



雪村「…え、私、昨日何してました?」


メガネをしていて、髪もセットされてない名取先生を見て驚きながらも聞く。


名取「覚えてないんだ…結構大変だったんだけど。」



雪村「…え、私なんかしてました?」



名取「…新人4人で飲みに行って、めっちゃ酔ってた。」


雪村「え、そうなんですか?」



私、お酒弱いのに…………



名取「そう。…で、帰ろうとしたら、雪村さんがそのまま寝ちゃって…」


雪村「…うわぁ、ごめんなさい。……」


名取「いや、いいよ。…慣れてるから。」


雪村「…慣れてる?」


名取「…横峯もしょっちゅう酔っちゃうから。」


雪村「そう……ですか。」



じゃあ横峯先生はしょっちゅう名取先生の家に泊まるんだ…



ズキッ


え、何?

胸が痛い……?




名取「あ、シャワー。入ってきなよ。」



雪村「…あ、はい。ありがと。」









その後、シャワーに入ったら、朝ごはんも用意してくれてて、



雪村「……名取先生、家事できるんですね。」



名取「え?」



雪村「名取先生って翔北で働いてるの見てて、生活感ない人だなーって思ってたんですよ。………でも案外ちゃんとしてるんですね。」



名取「…なに?笑 案外って?」



雪村「…褒め言葉です。」

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るる - もしろかった (2019年3月1日 5時) (レス) id: b0260e9de9 (このIDを非表示/違反報告)
mothy(プロフ) - まなかさん» リクエストありがとうございます!了解しました! (2018年10月21日 10時) (レス) id: 72011897d0 (このIDを非表示/違反報告)
まなか - リクエストいいですか?列車事故で名取先生と緋山先生が事故にあって藍沢先生が助けるお話が見たいです! (2018年10月21日 1時) (レス) id: 65f7bc48b0 (このIDを非表示/違反報告)
mothy(プロフ) - しょぼんさん» 了解しました!少し遅くなるかもしれませんが、頑張って書きます笑リクエストありがとうございます! (2018年10月14日 16時) (レス) id: 72011897d0 (このIDを非表示/違反報告)
しょぼん(プロフ) - リクエストさせていただきます!救命の誰かがストーカーに遭っていて、名取がそれを知って、力になってあげたら、逆恨みされて瀕死の大怪我を負う…というようなお話が見てみたいです! (2018年10月14日 16時) (レス) id: 4927989e96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mothy | 作者ホームページ:mothy  
作成日時:2018年8月12日 8時

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