01《可愛いランキング》 ページ1
− 春崎side −
「可愛いと思うにじさんじライバーランキング第7位成瀬鳴」
「......」
「......」
「えへっ」
「えへっ!?女性ライバー押しのけて7位!?男なのに!?7位!?!?」
そう、鳴がランキングに入った。
可愛い部門で。
かわいい部門で。
確かに鳴は可愛いし、他にもランクインしてる男性ライバーだっているけど、けどだからって女性ライバーの中にいるなんて...
「可愛いってやめろ!俺のどこが可愛い......あ、」
「ん?」
食べ終わったアイスを見て、急に大声を出した鳴。
どうしたの?と聞くと、満面の笑みでこう言ってきた。
「あたり!あたり出た!!」
「そういうとこだよ」
「は?」
そういうとこだよ鳴、そういうとこだよ!!
想像してみろ春崎エアル。普通、成人男性がアイスの当たりだけでこんなにもはしゃぐだろうか。
答えは否。
辺り一面にお花飛んでるじゃん可愛いなもう!
「はるた?」
「...何?」
危ない。
なるかわいいなワールドに入ってて全然気付かなかった。
「あたり出たからもう一本貰いに行こーぜ」
「はぁー......はいはい行こっか」
まぁ、いっか。
可愛くて困ることはないもんね。
「レッツゴー!」
「そんなにはしゃいでたら転ぶ......」
「オワッ」
「鳴ーーーーーーーー!!!!」
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作者名:±3 | 作成日時:2020年1月13日 2時