13話 ページ15
手をかけようとすると…
？(フェイ)「誰か…いるか？」
この声って…あんのチビ！？
うわー、開けなくてよかったわぁ。
「あー…ごめん。風呂入りたかったから」
率直に告げた。
だって嘘ついたら覗きだって思われるやん。
フェイ「…はやくあちいくよ、私出れないね」
「うん」
そりゃそうか。
出れねーよな。
数分後。
フェイタンが出てきた。
ﾁｯと舌打ちされたので、マジでにらみ返しました。
カチャンと風呂のドアをあける。
ボディソープの良い香りと、ほんのり残った暖かさが。
何かと被さって見えた。
誰かの香りで、誰かから貰っていた暖かさにそっくり。
「……何で香り、一緒なの」
自分で壊したくせに。
自分で殺したくせに。
あぁ、多分天井にできた水が大量に降ってきたのだろう。
顔が濡れてしまうよ。
髪を洗って、ボディソープを雑につけ洗った。
アホみたい。
いや、アホか。
風呂から出てすぐに服を着る。
マチ「………」
すれちがったけど、何かを言ったらダメだ。
溢れるのを知ってるから。
ｸﾞｲと肩を引っ張られる。
マチ「…なんかあったのかい？」
何かを貫かれた訳でもないのに、何か貫かれた気分。
「何でも、ないです」
敬語なんてロクに使えないのに。
マチ「…そうかい」
外に出ると、乾いてない髪が冷たくなった。
私らしくねー。
これが、本心？わかんね。
「…はぁ」
私は、空を仰いだ。
広い空。
ちっぽけすぎた自分に笑いが零れた。
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ヴァインシン(プロフ) - カンナさん» 最強臭笑 すごいですね笑 (2016年2月14日 12時) (
レス) id: 25d31f47b1 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - おおー！漂う最強臭…!! (2016年2月14日 0時) (レス) id: 18e9c14b4b (このIDを非表示/違反報告)
ヴァインシン(プロフ) - 皆さん！無事、念能力の構想がまとまりました！追記でも書きましたが締め切らせてもらいます！ありがとうございました！ (2016年2月14日 0時) (レス) id: 25d31f47b1 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァインシン(プロフ) - カンナさん» はい！"応用が効く+制約と誓約"でかなり強力なものが望めるかな、と！ (2016年2月13日 21時) (レス) id: 25d31f47b1 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - おおー！すっごくいいアイデアですね！自然界のものなら植物の他にも沢山あるし、応用も効きそうですね(´∇｀) (2016年2月13日 20時) (レス) id: 18e9c14b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴァインシン | 作成日時：2016年2月3日 18時
