血で血を洗いましょう 【フェイタン】

34話 ページ43

「あぁ、もう！」

何人もの人を倒して進む。
だけど、何なんだよ！結構強いっ！切り傷、掠り傷で、血が出てる。

「ふっざけんなっ！」

最後の一人を回し蹴りでのびさせる。

「はぁっ…。今、行くから！」

私は、アジトへ走り出した。
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フェイside

速い…。

ラゼ「っ…」

でも、私の方が速いよ！！
ﾄﾞｺﾞｯ！と左脇腹に蹴りをいれた。

ラゼ「っは…！」

その隙に、もう一発を決めてやるよ！

ラゼ「…はははっ。"完全従者ﾊﾟｰﾌｪｸﾄﾘﾌﾄ"」

ガゴン！と一瞬体の力が抜ける。

「んなっ…？！」

力が入らない！？

ラゼ「俺には逆らえないよ」

「…っ！」

クロロ「何て言う能力…」

シャル「手伝う？フェイ」

「…い、いらないね」

何ね、こいつに攻撃できないよ。
操作系か！？…特質系…か…？

ラゼ「はい一人終了。誰かな次の相手は」

マチ「私が…」

マチの言葉を遮る様に、何ががﾋｭﾝ！とラゼの背中に何が来た。

ラゼ「これは…タガー」

A「私が相手だ、ラゼ！」

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