ネタ尽くし【wrwrd！】 (ページ20)

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『悪戯』5 ページ20

続き
我々国
地下牢
no視点

gr「……それで、どうなったんだ。ゾム、お前は……」

zm「俺は、…らっだぁとクラレ先生に【装置】の依頼をしたんや……。」

gr「依頼とは、、そういう事だったんだな」

zm「もう、苦しかった。隊員の言葉は嬉しくても……本当に求めてるものやなかった。。。全く、食事をしなかった俺は、そのまま餓死した。」

永く…苦しんだ彼を、、
なんて声を掛けるのが正解なのか…

gr「……」

犯していた罪を自覚した我々は、

gr「…ぁ」

精一杯の

gr「…すまなかった。。ゾム、仲間であり家族と言うのに…」

謝罪しか出来ない。
いや、その資格すらないのかもしれないが

zm「……」

黙々とゾムは聴き続ける。

gr「私が、引き入れたというのに……1番にゾムを信じることが出来なかった。」

rd「……」

らっだぁも不服そうに、静かに言葉を待った。

gr「謝っても、、過去や未来では変わらないのかもしれない。今、こうしている事が言い訳に過ぎないけれど、」

zm「……けどなんや？」

gr「何度だって…赦してくれなくても謝り、ゾム…お前に感謝する。」

zm「……ｯ！」

gr「ゾムいつも任務ありがとう。ゾムいつも賑やかにしてくれてありがとう。ゾムいつも戦争や暗殺という最前線で頑張ってくれてありがとう。ゾムいつも支えてくれてありがとう。」

zm「、、、ぅう……」ﾎﾟﾛﾘ

gr「ゾム…出会ってくれてありがとう。」

zm「な、んでっ……何で、、生きてる内に聞きたかったｯ！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

gr「…ゾム、お前は永遠に俺たちを憎んでくれて構わない。でも、沢山のありがとうを伝えさせてくれ。ゾムは、それほど大切なんだと…ｯ大事、な…仲間で、、か、族って事を…ｯ！」ﾎﾟﾛﾘ

zm「…うぅ、、グルッ…ぺン……みんなぁ、、あぁ、、ｸﾞｽｯ…嫌や、、離れるなんて…ぅいや、やぁ！し、にたくｯないよ…ｯ！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

gr「あぁ、ゾム。ゾム！俺たちも、離れたくない。絶対に、今度こそ幸せにさせたる」ｷﾞｭｯ

手を握ると、今まで此処に居たからだろうか、
酷く冷たいのに…暖かく感じた。

rd「…ゾム。幸せになってよ。」ﾎﾞｿｯｼｭｯ

必ず、、今度こそ…彼らが
ゾムを救ってくれるだろう。
罪を自覚して背負い償い切れるまで
ずっと傍に………

gr「『ループは、あと1回』……。今日ももうすぐ終わってしまう。。。絶対解決作を見つけるからな！」ﾆｺｯ

zm「うんｯ！」ﾆｶｯ

gr「明日また、必ず来る！待ってろ！」

zm「…うん、ｯ待っとくわ！」

続く