泉ママの風邪【8】 ページ8
｢そろそろお昼ご飯の準備しようかな｣
創ちんの後に、光ちんが、その後に友ちんが起きてきてあっという間に11時。
｢良いよ、仁兎。僕が作っておくから子ども達を見ておいてくれ｣
｢本当!?ありがと〜｣
｢なずな先生抱っこ〜…｣
｢ん？司ちん眠くなっちゃったかな？はい、抱っこ｣
おれが司ちんを抱っこすると、すぐに｢すぅ…すぅ…｣と寝始めてしまった。お昼ご飯があるんだけど…まぁ、起きたらでいっか。
｢ねーえ！だぁめ！｣
｢あ、友ちんごめんね。後で抱っこする？｣
｢ちがぁうの！｣
うーん…何だろ…？友ちんはまだイヤイヤ期だから難しい…
｢まぁまぁ、友也くんや。うちの弟がすまなかったのう…｣
｢じゃあ零お兄ちゃん遊んで！｣
｢うむ、良いぞい｣
｢ちょっとぉ、りっちゃんのお兄ちゃんなんですけどぉ！｣
凛月ちん、言い方が泉ちんそっくりだな〜流石親子。
｢友也のお兄ちゃんなの！｣
｢友ちん。はい、ぎゅ！｣
ここで、友ちんがわがままを言い始めたときの対処法を思い出した。抱っこだ。
｢友ちゃん抱っこしてもらってるんだぜー！｣
｢そうそう。ね、友ちん｣
｢ちがぁうもん！｣
｢え、これ抱っこじゃないの？｣
｢ちがぁう！｣
｢そっか。でもこれ、抱っこって言うんだよね｣
｢うるちゃい！｣
｢そっかそっか。うるちゃいね〜｣
おれの滑舌が遺伝しちゃったかな〜？ごめんね〜っ！
｢なずな先生…｣
今にも泣き出してしまいそうな凛月ちん。どうしたんだろう？光ちんのダッシュにぶつかった？
｢ん？凛月ちんどうしたの？｣
｢ママ、大丈夫かな？｣
凛月ちん優しい…泉ちんが見たら嬉し泣きするよ
｢大丈夫だよ。凛月ちんたちのママね、今は病院に行って、お薬貰いに行ってるから、お薬飲んだらきっとすぐ良くなるよ｣
｢そっか。そうだよね。ありがとう｣
｢ご飯出来たのだよ。小さめのピザを作ったから遊びながらでもゆっくり食べるといいよ｣
｢もう出来たんだ！ありがとう！｣
子ども達に声をかけ、テーブルに。
｢うん、座ったね。おててを合わせていただきます｣
｢いただきまーす！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっきー(プロフ) - Whitemoonさん» ありがとうございます！私としても、子ども達が風邪をひく話は考えていたのですが、泉ママが風邪をひく話は考えていなかったので、書いていてとても楽しいです！こちらこそ、リクエストありがとうございました！ (2017年9月22日 14時) (
レス) id: 40fbdd70d9 (このIDを非表示/違反報告)
Whitemoon - 続編おめでとうございます！書いていただきありがとうございます！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2017年9月20日 22時) (レス) id: 42103c58c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - うたげさん» ありがとうございます！Twitterでもいいねとかをいただけて嬉しいです〜！泉ママの風邪が早く治るように更新頑張ります＾＾ (2017年9月16日 21時) (レス) id: 40fbdd70d9 (このIDを非表示/違反報告)
うたげ(プロフ) - 遅くなりましたが、続編おめでとうございます！いつも癒されてます。泉ママの風邪が早く治りますように＞＜これからもゆっくり更新がんばってください＾＾ (2017年9月16日 19時) (レス) id: d5e710663d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆっきー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Yuki_write
作成日時：2017年9月11日 14時
