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S.Shori
マリウスがライフルを構えて
それぞれの的に狙いを定める。
一発一発正確に打つ。
それが遠距離銃士の特徴なんだけど
マリウスはそんな普通な分けないでしょ?
マ「中腹に5、10…20くらいかな?」
スコープを覗き、大まかに的の数を把握する。
ここからが、特別なマリウスの能力。
聡「このマリウスかっこいいよね」
聡が絶賛するマリウスの能力。
それは
マ「サーチ完了!一気にいくよ〜!」
銃口に光り輝く魔法陣が現れる。
それは1つではなく、その周りに1つ、また1つと増えていく。
その数は、狙っている的と同じ数。
マ「…Ok…three、two、、one!」
パパパパパパパンッ!
全ての魔法陣から一斉射撃。そして百発百中。
発射される光弾は、的に当たり
花火のように火花を散らす。
…ピッピッ…ピピピッピッ…
さっきとは比べものにならない程の数を機械は刻んでいく。
最後の1つが壊されたのを確認し、
改めて数値を見る。
……680!
勝「やった!自己ベストだよ」
聡「わぁ!すごい!」
マ「やったぁー!」
3人で喜んでいると、後ろから気配を感じて振り返った。
ショウ「…はっ…そんな程度で喜んでるとは…
やっぱ程度が低いなお前ら」
聡「な…いいだろ別に。こっちは、自分たちの目標を決めてやってるんだから…」
ミレン「でもまぁ、こんな所まで来て射つってことは、私たちにあってからほとんど的を壊せなかったのね(笑)あの地帯で」
マ「そ、そんなことないよ!あの後もちゃんと…頑張ったもん」
2人はまた勝ち誇ったように笑う。
俺はただそれを睨んでいた。
ショウ「まぁいいや…どうせお前らは俺に勝てねぇんだよ!」
勝「そんな事ない!まだ時間はある!」
ミレン「時間はあっても、的は無いわよ?
___この先に行かないとね(笑)」
そうだ…きっともう、的はほとんど残っていない。
となると、もっと多くの的を壊すには
この崖を超えて、さらに険しい所に進まなければいけない。
マ「…あ…」
ショウ「ははっ!所詮、お前らはこれ以上進めないんだよ!勝てないんだ、俺にはな!」
ミレン「でも、念の為…ちょっとやっておかなくちゃいけない事が……ふふっ」
その次の瞬間、
俺は腹部に激しい痛みを感じた。
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湯千五イなみ - 神岸ミはるさん» うぃ( ^ω^ )頑張る(⌒▽⌒)ぞい (2018年7月17日 18時) (レス) id: fd4a455956 (このIDを非表示/違反報告)
神岸ミはる - 続きがとても気になる...( ̄・ω・ ̄) (2018年7月16日 21時) (レス) id: 7aea855869 (このIDを非表示/違反報告)
湯千五イなみ - セーラーローズさん» ありがとうございます!頑張ります(^^) (2018年6月17日 20時) (レス) id: a288fb42d4 (このIDを非表示/違反報告)
セーラーローズ(プロフ) - 待っていました!!自分のペースで構わないので更新、頑張ってくださいね♪ (2018年6月17日 19時) (レス) id: a8cfafe550 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:湯千五イなみ | 作成日時:2018年6月17日 18時