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S.Shori


ショウ「あれ?お前らまだいたんだ(笑)」

ミレン「退学?停学?どっちでもいいけど、
もう同級生じゃないんじゃない?(笑)」


俺らが向かったのは、問題のあの2人の所。
相変わらず舐めたような表情口調。

悪びれる様子もなく、むしろしてやったような顔でいる。

……世界で一番腹たつ笑いだ。


ショウ「で、俺たちになんの用?降伏しにきた?」

ミレン「いや、言わずとも劣ってる事ぐらいわかってるでしょ(笑)」

聡「…っ…まずは、話聞いてもらえる?」


はいはい、と軽く笑ってからかう2人。
苛立ちを抑えながら、用件を話した。


勝「今回の訓練で起きたことで、僕達は停学処分を受けました」

ショウ「あーらら(笑)ご愁傷さまー」

聡「決め手は、君たち2人の嘘の証言だよ」

ミレン「嘘?私たちは嘘なんか言わない。嘘ついてるのはそっちじゃないの?」


嘘は言ってない?なにがだよ。

ぐっと拳を握り、静かに静かに抑える。


聡「僕たちだって、嘘はついてない!
だから…」

ショウ「嘘ついてないなんていう根拠がどこにあるんだよ(笑)あ?見せてみろよ!」

聡「だ、だったら…!」

マ「認めないね!!」


怒鳴ったのは、聡ではなくマリウス。
普段大声を出さないマリウスの声に、思わず息を詰まらせる。


勝「ま、マリウス…?」

ミレン「な、なによいきなり!?」

マ「聞こえなかった?認めない、って言ったんだけど」


年が自分より年下とは思えないほど、低く怒りのこもった声。

2人を睨みつけて、淡々と話していく。


マ「僕達がそんなんで納得する?認める?
ないね絶対。いい?よく聞いて」


右手の人差し指で2人を指し、そして言った。


マ「今からするのは決闘だ。
自分たちの名誉を、地位をかけた大事なね」

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湯千五イなみ - 神岸ミはるさん» うぃ( ^ω^ )頑張る(⌒▽⌒)ぞい (2018年7月17日 18時) (レス) id: fd4a455956 (このIDを非表示/違反報告)
神岸ミはる - 続きがとても気になる...( ̄・ω・ ̄) (2018年7月16日 21時) (レス) id: 7aea855869 (このIDを非表示/違反報告)
湯千五イなみ - セーラーローズさん» ありがとうございます!頑張ります(^^) (2018年6月17日 20時) (レス) id: a288fb42d4 (このIDを非表示/違反報告)
セーラーローズ(プロフ) - 待っていました!!自分のペースで構わないので更新、頑張ってくださいね♪ (2018年6月17日 19時) (レス) id: a8cfafe550 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:湯千五イなみ | 作成日時:2018年6月17日 18時

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