隣の部屋の北山くん

12 ページ15

You side



会社に着くと








瞳「きたぁぁぁぁ!!」


私「わ!!ちょ!!」



勢いよく、瞳が抱きついてくる。





私「ど、どうしたの??」




瞳「昨日は、何も無かった??」


その時、昨日の出来事が頭に浮かぶ


私「な、無かった…よ。」



瞳「嘘。顔赤いよ??」



私「走って来たから!!暑いの!!」



すると、宏光がこちらに来る。



北「今日も頑張れよ??受付のお姉さん♡」



私「え??」



そして、メモを渡される。




さっきの事気にしてないのかな??




メモを開くと




「今日、一緒に帰ろ。てか、これからはずっと一緒に帰ろ。拒否権ないからな。」




瞳「あぁ、まんまとやられてるじゃん。」


私「や、やられてない〜!!ただ、鍵の場所書いてあっただけ!!」


まぁ、嘘だけどね??


瞳「ふ〜ん。なら、いいけど。今日も、仕事頑張るよ!!ほら!!準備してきな!!」


私「あ、うん!!」



そして、小走りで更衣室に向かう。


角を曲った、瞬間。



誰かにぶつかる。



私「きゃっ!!」


そして、転ける。



私「いてて、あ!!すみません!!大丈夫でしたか??」


玉「おぉ〜、山崎さんじゃん。角でぶつかるなんて運命かもね〜付き合っちゃう??」


私「な!!つ、付き合いません!!わ、私忙しいので!!」



行こうとすると腕を捕まれ耳元で


玉「なに、そんな可愛い反応してんの??」


私「う、うるさいです!!」




そして、走り出す。



はぁ。まただ。




流されてばっかり。


てか、付き合っちゃう??って………誰にでも言ってんじゃないの??





はやく、戻らないと!!





そして、受付に戻り仕事をこなして昼休みになる。






私「ふわぁ〜。眠い…」


瞳「珍しい。Aが眠いなんて。」


私「昨日、あんまり寝れなくて……」


瞳「へ!!じゃあ、やっぱり!!」


私「いや!!色々してたら遅くなっちゃっただけ!!」


瞳「ほんとに??」

13→←11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す