検索窓
今日:8 hit、昨日:2 hit、合計:6,018 hit

13 ページ13

北山side


友達に紹介された希ちゃんという子に1回だけでいいからご飯に行って欲しいって言われた。



自分で言うのもなんだけど、確実に俺に気がある。



この仕事をしてる以上、そういうのは分かる。



俺の今の気持ちはAちゃんにしか向いてないし



Aちゃんがもし見た時に勘違いされるような事はしたくない。



それに、ここ数日、打ち合わせとかリハとかがあって疲れてるしAちゃんに会えてない。



だから、断った。



そしたら、まさかの二階堂に携帯を見られてて。




二「行けばいいじゃん。」


北「俺、Aちゃん以外の女の子に会わないって決めてるし、明らか俺に気があるのお前も分かるだろ。」


二「確かにその子にミツの好きな女の子のタイプ聞かれた。」



北「はぁ!?それ、先に言えよ!」



二「だって、ミツ相手にしないだろうなって思ったんだもん。」



北「まぁ、それはそうだけど……」



二「まぁ、行きなよ。Aちゃんお酒苦手だからBARなんて行くわけないでしょ。」



北「そうだけど……」




バレなきゃいいって考えは好きじゃない。




二階堂が理沙ちゃんにバレないように他の女の子に会ってるかと聞かれてもあいつも理沙ちゃん大好きだから会うはずない。



二「そういう女の子って、今の自分じゃ無理と思うとその人の相手の周りの女の子に危害加え始める感じだよね〜〜」



仕事終わりの2人きりになった楽屋に響く二階堂の声。



もし、そうなったら最初に狙われるのはAちゃん。



北「あ〜もう!分かったよ!行くよ。」



ってなって、今に至る。


なんか、やたらボディタッチ多いし………



北「ごめん、俺、帰るわ。明日早いし。」


希「えぇー、もうちょっと一緒に居たいです。」


北「そういうの困るし、仕事優先だから。」


次の瞬間、彼女の顔が目の前にあって………









キスをされた。









そして、、、









彼女から、離れれば俺の目線の先にAちゃんという居た。








Aちゃんは驚いた顔をしていて、




『ごめんなさい』




と言ってお店を出て行った。





声は聞こえなかったものの、何となくわかった。






そして、Aちゃんの隣に居た理沙ちゃんは俺の方に来て、、、




『Aに好きとか色々言っといて、どういうつもり?Aは遊び?何、この女が本命なわけ??意味わかんない、最低。』

14→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
79人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まぴ!! | 作成日時:2020年10月5日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。