story4◇ ページ5
休日、久々に真菜の家に遊びに来た。私の部屋と違って綺麗で整われている。
「それでA、生涯独身同盟考えてくれた？」
「え。あー…そのごめん、私不破先輩とまた付き合うことになったの」
「……へ」
飲み物を持ってきた真菜が一時停止する。怒らせちゃったかな？てかまだその同盟諦めてなかったんかい。
「…よ」
「え？」
「その話詳しく聞かせないよ！！✨」
「えー…」
――――――――――
「なるほどねぇまさか2人にそんな物語が紡がれていたとは」
「言い方よ」
「で！キスはした！？」
「おま！その話が狙いだな！！？」
「いいじゃん聞かせてよ〜」
真菜が頬をふくらませる。そういや恋バナ好きなの真菜がダントツだったかも。
「う…お、おでこに１回」
「ほーそれで？」
「ほっぺとか、手の甲とか」
「うんうん！！それで！？やっぱ最後は？」
「…おわり」
「………はぁ！？」
「あんたそれはないわよ！！」
「う、、やめ、ぐぇ」
真菜が私の肩を掴み前後に大きく揺らす。く、くるし。
だけど真菜は何かを思い出したようにピタリと止める。
「あ、ちなみにどこまで…」
「それは、あそこの新しく出来た遊園地の所までで…」
「そんな話ちゃうわい！急に純粋になんなって！段階のことよ！まさかキスどまりなんて…」
「あのねぇ…こっちは最近両思いになったばっかりだって」
「うわ…お泊まりとかないの？」
「あるか」
「もったいなー」
真菜が頬付きながらぶーっと口をとがらせた。こやつ言いたい放題言いやがって。
「んー、まあでも安心したかな」
「なにが？」
「だってさ、不破先輩って多少良くない噂聞くじゃん？これでAにすぐ手を出すような人なら私がぶん殴ってたよ」
「真菜……」
「Aは私の大切な親友だもん！」
ニコッと笑う真菜に私は嬉しが込み上げてくる。なんやかんや言いながら良い友達を持ったな。
「あ！でもちゃんと私とも遊んでよ！？じゃないと親友闇落ちルートいくかんね！？見える先バットエンドでセーブデータ全部とぶからね！？」
「なんだよその最悪な乙女ゲームは」
「「…」」
「ぷっ、」
「あはは！」
私も真菜もその場で笑った。
その日は2人仲良く遊んだのだった。
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誰って？ふふ、アタシにも分からないわ。 - もうｯｯｯｯ....結婚したのねｯｯ....お母さんうれしい ...！！(？) (11月10日 19時) (
レス) @page46 id: 47436d7826 (このIDを非表示/違反報告)
はくと(プロフ) - 翠さん» こちらもそう言っていただき最高です！！ありがとうございます！！！ (2023年4月5日 7時) (レス) id: fda9558e0e (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - うううう最高でした、、！！！もうこのお話ずっと読んでたいぐらいです、読んでて凄いキュンキュンしたし楽しかったです！！幸せでした！！！ (2023年4月5日 7時) (レス) @page46 id: 375689edf5 (このIDを非表示/違反報告)
はくと(プロフ) - 凌（元無名）さん» こちらも読んでいただきありがとうございました！あとがきに関しては別にイカ達が塗って行く某人気ゲームでは無いので〜 (2023年3月29日 17時) (レス) id: fda9558e0e (このIDを非表示/違反報告)
凌（元無名） - あとがきになにかいくら、、、集め、、、いえいえいえ。みえてないですよ？決して。ええ。 神作ありがとうございました〜 (2023年3月29日 17時) (レス) @page46 id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はくと | 作成日時：2023年3月28日 14時
