story3◇ ページ4
「日奈森さん不破くんの呼び方変えたよね」
休み時間、珍しく黛先輩を見かけたので廊下でお話することに。
「え？あー…そ、そりゃあ不破先輩は彼氏…ですし？」
「もうこの際下の名前で呼べば？」
「そっ、れは…」
黛先輩は知らないだろうけど実は１回下の名前で呼んでいたりする。あれは結構来るものがある。うん、当分は不破先輩呼びでいいや。
「あ、でも下の名前で呼ぶにしてもさん付けだったら…」
「夫婦みたいにな──」
「ﾌﾞﾌｫｫｫｰ!!!」
「うわ、どうしたの急に」
「し、失礼…」
待って。黛先輩の言う通りなんだけど！不破先輩のこと湊さんって呼ぶのもう夫婦じゃん！！私あの時なんてことを…！ゆゆ先輩みたいに君付けの方が良かったかな…。
「まあ呼び方変えるならさ、まずは明那じゃない？」
「ん？………あ、唐辛子先輩」
「待って名前自体忘れるのはやばいよ」
「もう唐辛子で定着なのであの人は」
「今なら明那居ないし呼んでみたら？」
うん、たしかに練習は大切かもしれない。卒業式とか私だけ唐辛子先輩だったらさすがにやばいか。
「えっと、三枝…明那先輩？」
「おお、いけたね」
「むず痒い！！」
私が変な感覚でいると黛先輩が顔をのぞきこんできた。うわっ顔面偏差値。
「じゃあ俺のことも下で呼んでみてよ」
「え、」
「覚えてる？」
「お、覚えてますけど…恥ずかしい///」
「え、なんで俺だけ…というかそんな反応されたら不破くんに何されるか」
「まーゆ？」
私が照れてると黛先輩の後ろから不破先輩が現れた。うわ、こわ。足音どうなってんの。
「Aちゃんに何言わせようとしたのー？」
「えっと名前を」
「！」
私が答えようとすると黛先輩が声を荒らげた。
「日奈森さんが不破くんと下の名前で呼べるような関係になりたいって！じゃあ！」
「えぇ！？そんなこと一つも言ってない！てかパッション！！」
黛先輩は可愛い後輩を置き去りにして自分だけ逃げていった。な、なんて先輩だ！
「Aちゃん？」
「あ、これは誤解で…」
「そんな可愛ええこと言ってると俺学校でも止まらんで？」
「わー！助けてー！唐辛子先輩ー！」
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誰って？ふふ、アタシにも分からないわ。 - もうｯｯｯｯ....結婚したのねｯｯ....お母さんうれしい ...！！(？) (11月10日 19時) (
レス) @page46 id: 47436d7826 (このIDを非表示/違反報告)
はくと(プロフ) - 翠さん» こちらもそう言っていただき最高です！！ありがとうございます！！！ (2023年4月5日 7時) (レス) id: fda9558e0e (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - うううう最高でした、、！！！もうこのお話ずっと読んでたいぐらいです、読んでて凄いキュンキュンしたし楽しかったです！！幸せでした！！！ (2023年4月5日 7時) (レス) @page46 id: 375689edf5 (このIDを非表示/違反報告)
はくと(プロフ) - 凌（元無名）さん» こちらも読んでいただきありがとうございました！あとがきに関しては別にイカ達が塗って行く某人気ゲームでは無いので〜 (2023年3月29日 17時) (レス) id: fda9558e0e (このIDを非表示/違反報告)
凌（元無名） - あとがきになにかいくら、、、集め、、、いえいえいえ。みえてないですよ？決して。ええ。 神作ありがとうございました〜 (2023年3月29日 17時) (レス) @page46 id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はくと | 作成日時：2023年3月28日 14時
