高専二年生の特級呪術師２

秘匿死刑４ ページ6

煙が晴れ、五条を中心にV字型に呪力の攻撃がそらされていた

五「そろそろかな」

宿(クソ‼まただ‼のっとれない‼この虎杖とかいう小僧、一体何者だ⁉)

宿儺と入れ替わりに悠仁が戻ってくる

『へぇ驚いた。本当に制御できてるよ』

戻ってきた蒼唯が面白そうに言う

虎「でもちょっとうるせーんだよな。アイツの声がする」

ガンガンと頭を叩いている悠仁に五条が近付いた

五「それで済んでるのが奇跡だよ」

そして、トンと悠仁の額に指を当てる、とガクンと悠仁が脱力した

伏「何したんですか」

五「気絶させたの。これで目覚めた時宿儺に体を奪われていなかったら彼には器の可能性がある」

『さぁてここでクエスチョン。彼をどうするべきかな？』

いつものように飴をくわえた蒼唯が伏黒に聞く

伏「……仮に器だとしても呪術規定にのっとれば虎杖は処刑対象です。でも死なせたくありません」

『私情？』

伏「私情です。なんとかしてください」

伏黒の言葉に五条がクックックッと笑い出す

五「可愛い生徒の頼みだ、任せなさい‼」

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