高専二年生の特級呪術師２

秘匿死刑２ ページ4

伏「オマエを“呪い”として祓う」

虎「いや、なんともねーって。それより俺も伏黒もボロボロじゃん。早く病院行こうぜ」

伏(いま喋ってんのが呪物か虎杖かもこっちは分かんねーんだよ……‼クソっどうしたらいい⁉)

と、その時

『何？コレ』

五「今どういう状況？」

伏「なっ」

突然後ろに現れた五条と蒼唯に驚いた伏黒が振り返る

伏「五条先生に蒼唯先輩‼どうしてここに⁉」

『や、くる気はなかったんだけどね〜。流石に特級呪物が行方不明となると上が五月蝿くてね。観光がてらはせ参じたってわけ』

そういう蒼唯の横で五条は「いやーボロボロだね。２年の皆に見せよ〜っと」と言って伏黒を連写し始めた

伏「ｲﾗｯ＃」

『で、見つかった？』

伏「……」

虎「あのー」

スッと片手を上げ、悠仁が気まずそうに

虎「ごめん、俺ソレ食べちゃった」

と言い放った

五「『(・∀・)』」

二人の表情が固まる

五「『マジ？』」

虎、伏「「マジ」」

「んー？」と五条が悠仁を覗きこむ

五「ははっ。本当だ、混じってるよ。ウケる」

『ウケないでしょ。君、体に異常は？』

虎「特に……」

五「宿儺と代われるかい？」

虎「スクナ？」

五「君が喰った呪いだよ」

虎「あぁ、うん。多分できるけど」

五「じゃあ10秒だ。10秒たったら戻っておいで」

五条がストレッチをしつつ悠仁に言う

虎「でも……」

五「大丈夫。僕最強だから」

ニィと笑って五条が自信たっぷりに言った

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