巨人の血を継ぐ少女 3 (ページ6)

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98日目ページ6

ガスを補給して外へ出ると、

共食いをしている巨人がいた

食われていたのは先程ミカサたちが言っていた巨人だった

ミカ｢なにか情報がつかめればと思ったのに｣

『確かあの巨人は、ヒトは襲わず、巨人を襲うという…

それにしてもあの巨人は体を再生出来ないのか？』

ロー｢そうみたいだね。でもどうして食われてるの？｣

コニ｢わからねぇ｣

アル｢！あの巨人は！トーマスを食べた巨人だ！｣

すると食われていた巨人はトーマスを食べた巨人に飛びかかった

全員｢！｣

ライ｢トドメをさしたぞ…弱点を知ってるのか｣

そこへジャンがやってきた

ジャ｢おいお前ら！早く壁に登らねぇのか！｣

アル｢あの巨人をなんとかして助けだせば、もしかしたら人類の力になるかもしれない｣

ジャ｢はぁ！？アルミンお前何考えてんだ！？｣

アニ｢もしあの巨人が仲間になれば、どんな兵士より、武器より、強力だと思わない？｣

ジャ｢アニまで…Aはどう思ってんだよ｣

『…興味はある』

あの巨人は最後周りにいた巨人をすべて蹴散らしてから倒れた

ジャンは諦めろとみんなに言うが、誰もその場から動こうとはしなかった

すると、うなじのところから蒸気が出てきて

なにか動くものを見つけた

ロー｢！？あそこにいるの人間じゃない！？｣

ローゼが言った

初めはみんなそんな馬鹿な。と思ったが、

それは間違いなく人間だった

ミカサはなにかに気づきその人間の元へ飛んだ

ミカサがその人間を連れて帰ってくると抱きしめて泣いた

その理由はすぐに分かった

抱きしめていた人間の正体は、エレン・イェーガーだったのだ