巨人の血を継ぐ少女 3 (ページ1)

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93日目ページ1

前衛でのこと

Aはマリアとローゼと一緒にいた

マリ｢それで？訓練兵生活は楽しかったかしら？｣

『…』

ロー｢…｣

マリ｢聞いてんのかよ！｣

はーい皆さん。私は誰だと思いますか？(真顔)

そうでーす。Aでーす。(真顔)

前衛で巨人の討伐してます

と言っても私とローゼだけだけれど

なんとなく、ここで説明します

後説明するって言ったしね

ローゼによると国王陛下(父親)に戦ってきてーって言われてきたらしい

『(戦ってきてー。…この戦場に放り込みたい)』

そしてマント。

マリアのマントには憲兵団のマークがあしらわれている。

これは、憲兵団の頭部隊長のマントである

マークだけでなく、色が違ったり、マントの長さが違ったりする

一般兵は上半身が隠れる長さだがこのマントは下半身まで長いのだ

ちなみにローゼも着ている。

私も持っているのだが、長すぎて邪魔だから着たことがあるのは舞踏会の時や式の時などだけ

ローゼは駐屯兵団の頭部隊長であり、私は調査兵団頭部隊長である

ロー｢この説明前にもした｣

『それな』

マリ｢誰に話してんのよ。

てか、巨人多すぎよ。A、殺ってきて｣

『…』

私はトリガーをひきワイヤーを建物に刺し、ガスを出して巨人の方へ飛んだ

後に回り込んで項を切断する

もう20体以上も討伐している

ローゼもなんとか巨人を倒していく

しばらくして鐘の音が鳴る

撤退の知らせだ

マリ｢撤退するわよ。壁の方へ移動！｣

マリア、ローゼ、そして私の順に壁の方へ飛ぶ

すると目にしたのは壁を登らない同期たち

ロー｢あいつら、なんで壁を登らないんだ｣

マリ｢鐘の音が聞こえてないのかしら｣

『まさか、ガス欠か？』

104期兵たちがたくさん集まっているのを見てそっちへ向かった

マリ｢ちょ！ちょっと待ちなさい！A！｣

ガス補給班はどうした

まさか放棄したのか

ならなぜあいつらは取りに行かない

補給班たちがいるところを見ると

巨人が群がっていた

『(なるほど。巨人がいるせいで届けられず取りに行けずか)』

このピンチを奪還するにはあそこに群がる巨人を排除しなくては

104期兵の元へ向かうとミカサもいた

ミカ｢私は、強い。貴方達より、強い。凄く強い。

ので、あそこにいる巨人共を蹴散らすことが出来る。例えば1人でも。

お前達は腕が立たないばかりか、臆病で腰抜けだ。

凄く残念だ。指をくわえて見ていろ｣