File.8 幼い彼女 Ver.しぃ ページ10
林檎さん、リクエストありがとうございます!
【設定】
鬼殺隊、柱。
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時透無一郎side
今日は久々の非番__だけど玄関から戸が開く音がした。
……今日って、誰か来る約束でもしてたっけ。
「時透、いるか。」
「いるかわからないのに勝手に入らないでよ冨岡さ……、は?」
「ぎゆ……?だぁれ、このひと。」
何しに来たと思ったら、冨岡さんの腕の中には女の子。
それに冨岡さんは日輪刀を2本抱えている。
…………確かAさんのだよねそれ、覚えてる。
話を聞けば、冨岡さんとの合同任務で、Aさんが血鬼術の後遺症を負って幼くなってしまったらしい。
女の人2人は任務で忙しいらしく、歳が近いって理由で僕に頼んだみたい。
「……いいよ、Aさんが冨岡さんに懐いてるのも癪だしね。」
「心外だな。A、無一郎だ、世話になれ。」
「むい、ちろ……?むいちろ!」
(想像以上に可愛い……。)
「ねぇAさん、何したい?あ、紙飛行機しよっか。」
「!!ひこーき!する!」
、
「むいちろ、ねむいよ……。」
あれから結構時間が経って、もう夕方が近い。
疲れたのかな、と思って僕の布団に運んだ。
「おやすみ……って、どうしたの?」
「やだ!むいちろも、いっしょがいい…。」
……これ、大人のAさんの意識ないよね。
はぁ、抑えろ僕。相手は子供、Aさんでは無い。
「むいちろ、すき、だいすき!」
「!…僕も好きだよ、Aさん。」
「へへ、むいちろー。」
そう言ってスリスリと僕の胸に頭を押し付ける。
ボゥンッ!!
急に視界が白い煙で覆われて、驚いている間にAさんの姿は元に戻ってた。
___もちろん、僕の胸に頭を置いたまんまだよね。
「……へ?わっ、無一郎くん?!」
状況が把握出来ないようで、布団から飛び起きた。
そんなAさんをグイッと僕の腕の中に引き戻す。
「可愛かったよ、Aさん。」
「ひぁっ……耳元で喋んないで…って、私、何したの?」
「んーあんなことやそんなこと。」
「は?!え、まって、なに、え?」
イタズラしてみれば、顔を真っ赤にして焦りだした。
少し、やばいかも、僕。
「嘘だよ、でも可愛かったのはほんと。
Aさん、今僕ら、布団の中に2人きり。
____ねぇ、この状況、分かってる?」
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さね - 実弥と無一郎と伊黒さんに取りあいされてみたいです!よろしくお願いします。 (2020年12月9日 20時) (レス) id: ab72577554 (このIDを非表示/違反報告)
しの子(プロフ) - ハイドさん» リクエストありがとうございます!書かせていただきます! (2020年3月17日 16時) (レス) id: af5276c9b3 (このIDを非表示/違反報告)
ハイド - リクエストに応えて頂き、ありがとうございます!リクエスト良いですか?霧柱の姉と幻柱の夢主(皆ではあたし、姉の前では俺)が一瞬で鬼を仕留めた後ハイタッチしたらをかまぼこ隊と無一郎が見てたらをお願いします! (2020年3月16日 23時) (レス) id: c16d7a3dc3 (このIDを非表示/違反報告)
しの子(プロフ) - ハイドさん» リクエストありがとうございます!書かせていただきます! (2020年3月16日 10時) (レス) id: af5276c9b3 (このIDを非表示/違反報告)
ハイド - リクエストに応えて頂き、ありがとうございます!リクエスト良いですか?元治癒柱の母を持つ現幻柱の夢主が薬と毒に詳しかったらをお願いします! (2020年3月16日 9時) (レス) id: c16d7a3dc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しの子.しぃ.Blue x他2人 | 作成日時:2020年1月17日 21時