↑続き ページ18
「危ない……?? ねぇ無一郎、大丈夫…って?!」
手を引かれ無一郎の胸にすっぽりと収まる。
体温が異常に高い。
「血鬼術…かな、僕抑え効かなくなってる今…っ。」
催淫…血鬼術……?
あの鬼から感じた謎のオーラの原因はそこか…。
「ひぁっ……ちょ、ゃぁ…無一郎……!」
「ごめんッ、舐めるだけだから、それ以上はしないから、お願い…ッ。」
隊服のボタンを外され、首元に熱い舌が這う。
「んぁ…はあッ……A……ごめん……。」
目に涙を浮かべ辛そうにそう言う彼。
__気が付けば、無一郎の背中に腕を回していた。
「いいよ…口……しても……ぁっ…」
「!!……それ、今の僕に言ったら本気にしちゃうけど、大丈夫?
まあ今更遅いけど…ッ」
首元にあったはずの舌は私の口へとのびてきた。
嫌なくらい伝わる熱さと動物が餌を貪るかのよつな無一郎の必死さに苦しくなる。
そこからはお互い無言で口吸いを交わした。
、
「……ふぁ……っ…A…??」
何分経ったかさえ分からない。
声を掛けられて今の状況を軽く理解する。
「あ……えと、無一郎、もう大丈夫??」
「うん、もう。」
「よかった…その、ごめんなさい、私が。」
「分かってるよ、しばらく寝てないんでしょ?まあ僕がいなかったらAがもろに血鬼術かかってたね。」
「……ん。」
「僕もごめん、血鬼術とはいえ好きでもない男にあんな。」
"好きでもない男"という単語にピクッと肩を上げる。
___そう、なっちゃうよね。
「私は……!!無一郎のこと、好きだから…嫌じゃ、無かった……っ」
「…………は?それって、あー、もう。せっかく血鬼術抜けてきたのに、また煽るつもり?
次は嫌って言っても止めらんないけど。」
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さね - 実弥と無一郎と伊黒さんに取りあいされてみたいです!よろしくお願いします。 (2020年12月9日 20時) (レス) id: ab72577554 (このIDを非表示/違反報告)
しの子(プロフ) - ハイドさん» リクエストありがとうございます!書かせていただきます! (2020年3月17日 16時) (レス) id: af5276c9b3 (このIDを非表示/違反報告)
ハイド - リクエストに応えて頂き、ありがとうございます!リクエスト良いですか?霧柱の姉と幻柱の夢主(皆ではあたし、姉の前では俺)が一瞬で鬼を仕留めた後ハイタッチしたらをかまぼこ隊と無一郎が見てたらをお願いします! (2020年3月16日 23時) (レス) id: c16d7a3dc3 (このIDを非表示/違反報告)
しの子(プロフ) - ハイドさん» リクエストありがとうございます!書かせていただきます! (2020年3月16日 10時) (レス) id: af5276c9b3 (このIDを非表示/違反報告)
ハイド - リクエストに応えて頂き、ありがとうございます!リクエスト良いですか?元治癒柱の母を持つ現幻柱の夢主が薬と毒に詳しかったらをお願いします! (2020年3月16日 9時) (レス) id: c16d7a3dc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しの子.しぃ.Blue x他2人 | 作成日時:2020年1月17日 21時