Step18 ページ20
「諸君!ちょっと集まってくれ」
開店前の早朝の店内に、店長の声が響いた。
「また新しく入った子がいるんだ」
また?やっぱここ結構人気なんだなぁ
「紹介しよう、出てきてくれ」
毎回こうやって勿体ぶって呼び出すのプレッシャーかかると思うんだけど、まいっか。
「西沢胡桃(くるみ)です。20歳。宜しくお願いします」
(わ…可愛い…)
出てきたのは女の人。同い年とは思えないくらい可愛い。ていうか、クール?どっちも兼ね備えてる。
「西沢君もいろんな仕事をしてもらおう。じゃあいつも通り、準備を再開してくれ」
(綺麗…可愛い…)
思わず西沢さんを目で追ってしまう…。肩より少し上にある明るい茶髪の髪の毛はラーメンみたいにうねってる。
長くて綺麗な脚は青樹先輩の元へ向かった。
……えっ!?青樹先輩!?なんで!?
西沢さんがニコッと笑って先輩の肩に手を置いた。
「久しぶり、ころん。これから宜しくね」
「……胡桃っ!お前、東京に住んだのか?」
(む…聞きたくても聞こえない…くそぅ…)
あ、西沢さんがどっか行った。よし!先輩に事情聴取をしよう
『先輩、西沢さんと知り合いなの?』
「…まぁ。てか、僕の元カノだよ」
『……っ!…そっか、元カノ……』
西沢さん、綺麗でクールで可愛いもんね。メイクも薄くてケバくないし、それがよく似合ってる。
…あ
『じゃあ、さとみが奪おうとしたのって、西沢さ…』
「センパイおはよ〜。聞いて?俺、あの新入りの西沢と知り合いなんだ」
眠そうに目を擦りながら、さとみが話し掛けてきた。
『そっ、か…』
あの人を奪おうと…
「そう。妬いた?」
『全く』
よっぽど好きだったんだ…
『……好きだったんでしょ?』
「え?」
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七海 - 七海って呼んで☆私、敬語苦wwじゃあ、私もあんりで!ありがと〜! (2020年4月20日 22時) (レス) id: cc0b3d41a2 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - ろのさん» 夢主ちゃん可愛く出来てますか!?よかったぁ……確かに現実でこんな子、なかなかいませんもんね!(笑) (2020年4月20日 20時) (レス) id: 7624e9c568 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - 七海さん» 七海!でいいんですか!?タメも!?やったぁー!そうします!私のこともあんりって呼んでくれると嬉しい!ありがとう! (2020年4月20日 20時) (レス) id: 7624e9c568 (このIDを非表示/違反報告)
ろの - あんりさん» 主人公ちゃんかわいいですよ!現実にこんなかわいい子いたら付き合いたい(←by女) (2020年4月20日 11時) (レス) id: 5062ea37bc (このIDを非表示/違反報告)
七海 - あと、私の事、七海って呼んでくれていいですよ!あと、タメでいいです!その方が話しやすいだろうしww (2020年4月20日 0時) (レス) id: cc0b3d41a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんり | 作成日時:2020年3月6日 15時