40.昼食と警報 ページ45
少し様子がおかしい出久を気にしつつ、学級委員を決める事になった。
そしたらあらビックリ。
学級委員は大人気。クラスのほとんどが手を挙げてやりたい！と主張していた。
私は別になりたいとかは特に思わなかった。
で、その時飯田君が投票形式の多数決で決めよう！と言い、多数決で学級委員を決める事になった。それで1番票が多かった人が委員長、2番の人が副委員長になる事に。
結果は出久が3票、百ちゃんが2票で二人に決定した。
僕3票ー！？と叫ぶ出久と少し悔しそうな百ちゃんを見て、笑いながら昼食の事を考えていた。
そして、次は待ちに待ったお昼ご飯。
＊＊＊
食堂に向かうと先輩ー！と可愛らしい声が聞こえた。すぐにマシュだとわかった。
「ごめん、お待たせ！って、わ！相変わらず凄いなぁ、エミ…じゃなくて、アーチャーの料理は」
窓側のテーブル席で、私以外のメンバーが席に座っていた。テーブルにはエミヤ特製のお弁当。豪華過ぎて語彙力ヤバい。
あと、呼び方を訂正したのは、ここは食堂で誰が聞いてるかわからないから。
「今世で君に料理を振る舞うのは初めてだからな。腕によりを掛けた。たくさん食べてくれ」
「はい！是非！」
「セイバーはもうちょい抑えて食えよ？」
「そうですよ？折角の立香との昼食なんですから」
「いいじゃんいいじゃん！みんなでこうして食事を取れるってだけで、私すっごく嬉しいんだから！」
そんな賑やかな状態で昼食がスタート。
その場にロマニとダヴィンチちゃんは不在。
ロマニは書類整理、ダヴィンチちゃんは実験兼研究中らしい。
そう言えば、ダヴィンチちゃんにはまだちゃんと会ってないなぁ。挨拶とかしないとね。
などと考えながら、エミヤ特製の玉子焼きを口に運ぶ。
ふっわふわで少し甘めの玉子焼き。私好みの味付けで、覚えていてくれた事に嬉しくなる。
ここにロマニとダヴィンチちゃんがいたらもっと楽しい食事になるのに…。
その時
ウウーー！！と警報が鳴り響いた。
警報が聞こえた途端に、セイバーやアーチャー達は真剣な表情になる。
《セキュリティ3が突破されました》
「「「！！？」」」
《生徒の皆さんは速やかに屋上へ避難して下さい》
「これは…」
「ああ…」
「どうせ、今朝の奴らだろ」
セキュリティ3って…何？侵入系かな？
そんなにヤバい事が今起こってるの？でも、とてもそんな感じには思えない。
「先輩…？」
思えない、のに
何だろう
この嫌な予感は
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セブ推し(プロフ) - サヒアさん» ありがとうございました！ (2018年6月11日 16時) (
レス) id: f4753b0a53 (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - セブ推しさん» 藤丸(ふじまる)、立香(りつか)って読みます。説明なくてごめんなさいm(_ _)m (2018年6月10日 23時) (レス) id: c08842489f (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - 珈琲さん» 本当ですね、アホですね私。教えて下さりありがとうございます！最高…！？う、嬉しいです！頑張ります！！ (2018年6月10日 23時) (レス) id: c08842489f (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - 撫菜兎さん» 完結出来るよう頑張ります！！ (2018年6月10日 23時) (レス) id: c08842489f (このIDを非表示/違反報告)
セブ推し(プロフ) - すみません，質問なんですが主人公の名前はなんと読むのですか？教えて下さい((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘ (2018年6月10日 17時) (レス) id: f4753b0a53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヒア | 作成日時：2018年2月16日 23時
