兄弟 ページ5
ピンポーン
美和はAを呼びに部屋のインターホンを鳴らすがドアが開く様子はない
ガチャ
美和「…あら、あいてる」
美和が部屋に入ると眠っているAがいた
美和「もう、片付けなんも進んでないじゃない」
しょうがないわねと笑いながらAの肩を揺らす
美和「A、ご飯よ」
するとAはゆっくり目を開け、眠そうに目をこする
美和「ご飯よ、下行きましょう」
Aは頷き美和についていく
貴方「………」
リビングが近づく程Aの顔は曇っていく
それに気づいた美和は声をかけた
美和「…大丈夫よ。信じて。」
そう言ってAの頭を撫でた
Aは頷く
美和「ここよ」
美和は扉を開けた
Aは美和の後ろにくっつき裾をぎゅっと掴んだ
弥「新しいお姉ちゃんだ〜!」
そういってAよりも背の低い男の子が抱きついてくる
貴方「………」
Aは驚き美和を見る
美和「ふふ、ほらね?」
弥「? 僕は弥だよ!よろしくね!お姉ちゃん!」
雅臣「こら、弥、いきなり飛びついちゃダメでしょ」
弥「はーい、ごめんなさーい」
椿「じゃー次は俺〜!」
そう言ってまた誰かに抱きつかれる
貴方「………」
それにも驚きAは呆然とする
バコンッ
呆然としていると鈍い音がし、その人は倒れる
梓「ごめんね、僕は梓。で、こっちが椿」
椿「いってー!容赦ないなぁ」
梓「椿が戸惑わせるからでしょ」
椿「はいはーい、俺ら双子なんだ!似てるでしょ!」
椿は梓の肩を組みAに笑顔で声をかけた
Aは戸惑いながらも頷いた
椿「だろー!」
要「も〜、そんなガツガツしないでよね〜」
椿「ガツガツじゃねーし!」
要「俺は要だよ。困った事あったら俺に言ってね」
ウインクをしながらまたAは抱きしめられる
貴方「………」
バコンッ
そしてまた鈍い音がしその人も倒れる
右京「全く…問題児が…すいません、私は次男の右京です。あとは学生組ですよ」
祈織「祈織だよ、よろしくね」
侑介「ゆ、侑介だ、よ、よろしく…」
昴「…昴…っす」
美和「まーったく、あんた達は早く女の子に慣れる事ね〜」
侑介「か、母さん!」
美和「さて、次はこの家唯一の女の子よ」
絵麻「あ、え、絵麻です!よろしくね!」
美和「貴方のお姉ちゃんになるのよ、仲良くね^^」
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2021年2月17日 22時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - はじめまして!!とても続きが気になります!!BROTHERSCONFLICT入れて欲しいです^ ^応援しています!! (2020年8月3日 19時) (レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かは | 作成日時:2020年8月1日 1時