【BROTHERS CONFLICT】今日から兄弟

双子 ページ13

20:30

Aはお風呂に入ろうとしたが、部屋のは壊れていると言われ、今日だけ共用の風呂場を使おうと下に行く

ガラッ

昴｢うおっ…びびった…｣

お風呂場を開けるとタオルを巻いたままの昴が立っていた

Aは出直そうと、軽くお辞儀をして扉を閉め、リビングのソファで順番を待つことにし、リビングに行く

｢〜〜〜｣

｢〜〜〜｣

貴方｢？｣

誰かの声がしたので足を止めて覗く

椿｢だからっ！俺が好きなのは！｣

梓｢…な、なに？｣

椿｢っお前なんだよ！｣

貴方｢………｣

Aはじーっと2人を陰からひっそりと見ていると、椿がピタッと止まり、

椿｢みーえてるよ〜〜｣

Aと目を合わせて言った

貴方 びくっ

Aは驚き肩をあげ、とっさに隠れる

梓｢…A｣

椿｢あーっ、もしかして今の聞いてた〜？｣

貴方｢………｣

梓｢あ、僕達…｣

椿｢聞かれちゃったらしょうがないなぁ｣

そういって梓のほっぺにキスをする

梓｢ちょっと椿…｣

貴方｢……｣

Aはポカンとする

椿｢あはは！ごめんね冗談だよ〜俺らね、声優やっててそれの練習付き合ってもらってただけ！｣

梓｢ごめんね｣

貴方(…別に怒ってないのに…なんで謝るの…)

Aは少し不思議そうにこくんと頷いた

椿｢タオル持ってるって事はお風呂いくの？｣

貴方 こく

梓｢部屋の壊れてるんだったね｣

椿｢お風呂あっちだよ〜｣

椿はAの後ろをさすと

ガラッ

昴｢…え、なに…？｣

梓｢…あー、それで待ってたんだね｣

貴方 こく

椿｢じゃ、俺も一緒に入ろっ…｣

梓｢椿。空いたから、いってらっしゃい｣

今まで→←いってきます

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