5話 �� ページ9
「特力研」
それは多重能力者を作るための実験をしていた研究所
結局その実験は失敗してた十能力者は存在することができないという結論に至った
私は１つ目の研究所でLEVEL5くらいの強い能力者だったため、アレイスターに目をつけられて無理やりこの研究所に入れられた
その研究所での日々は過酷だった_____
毎日のように薬 物を体内に入れられ、能力を制御するための首輪をされ、道具のように扱われた
なんどこの研究者たちを殺したいと思ったか
早く殺してくれと思ったか、もう思い出したくないくらいに体に染み込んでいる
そんな毎日の中、私にはルームメイトというものがいた
それが今私の手を握り一緒に歩いてくれている一方通行
彼はずっと制御することのできない反射で多くのものを知らないうちに傷つけてしまっていた
そのせいで彼は壊れてしまっていた
でも、私だけは彼に触れることができた
彼にとって自分に触れることができた人は私１人で、だんだんと私たちは仲良くなっていた
なんでも言い合えるそんな仲だった......
おそらく、一方通行に今回の実験を言ったら、私を怒って私にやめろというだろう
でも、そうしてしまうと私が守りたい彼が実験を受けることになってしまう
それは私の中ではあってはならない
だから、彼には実験のことは言わない
今までも言わなかったようにこれからも言う事はない
だって言ってしまったら、優しい一方通行はきっと研究所を破壊でもなんでもしに行くだろうから___
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作者名：あすな | 作成日時：2020年8月9日 1時
