【番外編】ある日の夢主と幻影旅団（夢主が幼児化したら！？）前編 ページ48
*
【クロロside】
「……」
オレは今、とても困っている。
サクヤ「んー？」
大きな目をオレに向ける、可愛らしい少女は幻影だと信じたい。
「サクヤ、だよ……な？」
二才くらいの少女−−サクヤをとりあえずベッドから抱き上げ、団員の待つ広間へ行ったときの騒ぎといったらもうなかった。
何でだよ！？とか、可愛い！とか、写真写真写真！！とか……まぁ全てに同意だが←←
シャル「よし、保存完了……で、何でサクヤがこうなったの？」
クロロ「わからない……と、その前にその手に持ったカメラを寄越せシャル」←
シャル「嫌だ」←←
……この野郎……。
マチ「ちょっと団長。喧嘩してないで、先にやることあるでしょ」
拳を握り締めてシャルナークに向けたが、マチによって遮られる。
「……ああそうだな」
しかしマチは山ほどふりふりした服を取り出し、
マチ「この服たちをサクヤに着せる」←←←
と、真顔。
「いやいやいやいや」
お前もか！？お前もなのか！？
「……とにかく、だ！サクヤがこうなったのに心当たりがある奴はいるか？」
シズク「はーい」
シズクが真っ先に手を挙げる。
シズク「あたし、昨日サクヤと一緒に行動してて、念能力者と戦いました。そいつ、念使う素振りを見せたのにその時は何も起こらなかったから……」
「成る程な」
十中八九、そいつの能力だな……
むぎゅ
「サクヤ？」
サクヤ「んー、こぇは？おはな？」きらきらきら
オレのコートのボタンが気になるらしく、ぐいぐい引っ張りながら純粋な上目遣いをしてきた。それを見た男性団員(詳しく言えばシャルナーク筆頭にフィンクス、ノブナガなど)の何人かは……噴いた。何を？……いや、鼻から赤いものを。
サクヤ「おはなー」
「そ、うだな……じゃなくて、ボタンだ」
サクヤ「ぼたん？おはな！」
「いや、違うんだが……」
ノブナガ「ジャポンに、牡丹って花があるんだよ」
横からノブナガが助け船を出してくれた。
シャル「ていうか団長ばかりずるいよ。オレもサクヤ抱っこしたい！」
再びサクヤの取り合いが始まり、広間に騒がしい声が反響するぐらいになった。
サクヤ「おぉしてーー」
抱っこを嫌がったサクヤを下ろし、オレが口論に気を取られたその一瞬の間。
フェイ「！サクヤ、いないね」
全員『！？』
続く
【番外編】ある日の夢主と幻影旅団（夢主が幼児化したら！？）後編→←【番外編】ある日の夢主とクロロ（過去）
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伸縮自在の愛
ラッキーキャラクター
フェイタン「ワタシがラッキー？……ハハ、喧嘩売てるか」←
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藤原 黎明 - ヴィズさん» めちゃわろてるやんwwww びず姉ありがとう！！wwww (2019年8月15日 23時) (
レス) id: d9b557ad09 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - んふふwww好きぃwww (2019年8月15日 22時) (レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
藤原黎明 - RTさん» コメント気が付いてませんでした、すみません！ありがとうございます！これからも頑張ります^ ^ (2018年8月31日 17時) (レス) id: 50a7dd275d (このIDを非表示/違反報告)
RT - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2018年8月10日 14時) (レス) id: da0e7ea281 (このIDを非表示/違反報告)
キサキ(プロフ) - メンチはシングルハンターです (2017年12月28日 13時) (レス) id: 3a616b600a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2017年9月30日 23時
