秘密 26 ページ30
Aside
エミリアとゼンさんは2人でとても喜んでくれた。これから2人きりで幸せに暮らそうって
国「んもう、分かった。私も2人の城下暮らしを許可してやろう。ゼン、エミリアを幸せにしなさい。エミリア、何時でも帰っておいで」
ゼ「ありがとうございます、国王陛下」
エ「はい、お父様。私、ゼンと幸せになります」
エミリア、ゼン、国王陛下、アレン王子がそれぞれ話している。僕は話しているエミリア達の笑顔を見て自分の選択によかったと思えた
レ「貴方なら、ああ言って下さると思ってましたよ」
レオが僕の側に来てそう言った
主「僕が一生姫の身代わりをするって言ったこと？」
レ「ええ。エミリアが『駄目』と言うのも分かっていてああ言いましたし、貴方は涙に弱いですから拒否はしないかと」
は？つまり＿＿＿＿＿＿＿
主「僕が身代わりするって分かってて断れない状況を作ったな！」
レ「おや、人聞きの悪い。誘導したと言って下さい」
主「結局一緒だわこの悪魔っ！！！」
レオはフフッと笑うだけ。また僕で遊んでやがるな！！なんて兄貴だ！！
レ「一応拒否された場合も考えてあったのですが…………聞きたいですか？」
主「何その質問！聞きたいけど！素直に聞きたいって言ったら負けた気がするから言わないっ！！」
レ「いや、思いっきり言ってますよ。では特別に教えてあげましょう」
レオはこちらを向き、普段全く見せない満面の笑みを浮かべる
レ「『王子と姫なら姫の方がいい』と言ったのは、貴方でしたよね？」
前言撤回。こいつは悪魔なんてモンじゃない。大魔王だ
レ「どのみち王家に戻らせるつもりでしたのでちょうどいいかと思いまして。拒否された場合にこれを言おうと思っていました」
こいつ…………ッ！！僕を騙したな！
主「やっぱり＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」
レ「やめますか？あの2人の喜んだ顔を悲しみに染めますか？貴方が姫の身代わりをしなくなったらアレン王子は貴方に会えなくて病むでしょうね。それともどうでもいいですか？」
主「ッ……！その言い方は、ずるいでしょ…………」
どうでもいい訳がない。僕は皆が笑って過ごせる決断をしたいから。
ア「え！本当ですか！？」
ふとアレン王子の方を向くとアレン王子が僕に抱きついて来た
ア「私っ、新婚生活頑張るね！A」
はい？？
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埋夜冬(プロフ) - 通りすがりさん» 何か期待裏切っちゃったみたいでごめんなさい。ただほら、フラグは付けましたから……ね、うん。BLエンドですが、まぁこれを機に純粋なBLに少しでも興味を持ってくれたならいいな〜(ﾁﾗｯ)閲覧ありがとうございました！ (2019年3月30日 19時) (
レス) id: 59284e1a90 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - こんにちは。前作？１の頃から見てました、久しぶりに来てぶっ飛ばしてラストだけ見てみたら…BL結末だったんですね。
BLニガテな方なのですが、主人公カワイイからいいよね☆
てっきり勘違いで実は初恋の相手は姫だった、で修正されるのかと思ったら…。 (2019年3月30日 14時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
埋夜冬 - ソラネさん» ありがとうございます！コメントを下さったのがソラネさんで良かったです！これからも色んな作品を更新していくのでよろしくお願いします(*^^*) (2018年3月3日 13時) (レス) id: 939d4e02e6 (このIDを非表示/違反報告)
ソラネ - とっっっっってもおもしろかったです！！！ 次の作品楽しみにしてます♪♪♪ (2018年3月3日 3時) (レス) id: fe58a72f0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：埋夜冬
| 作成日時：2017年10月19日 0時
