秘密 14 ページ16
Aside
しばらく抱きしめ合った後国王様は僕の頭を撫でてからエミリアを見た
オ「エミリア、何時になったら姫に戻るんだ？」
エ「私は…………」
エミリアは切なげに男の人が寝ている部屋の扉を見る。それから目線を国王様へ向けた
エ「私は、ゼンが起きるまでこの部屋を出るつもりはありません。この選択がたくさんの方々の迷惑になるのは分かっています。ですが…………」
オ「…………分かった。だが迷惑を一番かけるのは私ではなくAだ」
エミリアは頷くと僕の方を見た
エ「貴方に迷惑がかかるのは分かっています。でも私はゼンの傍にいてあげたいの」
それからエミリアは恥ずかしそうに微笑む
エ「ゼンのことが………好き、だから」
全「っ！！！？」
みんなの顔が驚きに染まる。特に国王様
オ「え、え、エミリア……！父様は聞いてないぞ………！？」
エ「だって恥ずかしくて………」
キャッとエミリアは頬を染める
僕は異性を好きになったことがないから分からないけどエミリアの顔がとても幸せそうなのは分かる
主「エミリア、僕、姫の身代わり続けるよ」
エ「え？」
主「だって、エミリアが幸せそうだから。ゼンさんが起きるように、僕も何か出来ないか探してみる」
エ「A………ありがとう！！！」
主「わっ！？」
エミリアはギュ〜っと僕を抱きしめる
誰かを好きになるのって幸せそうだ、と僕はエミリアを見て思った
レ「いいじゃないですか、エミリア。俺は応援しますよ。誰かを好きになることはいいことだ。でしょう？オルバン様」
国王様は………
オ「あう……わ、私のエミリアが……ゼンに………恋、して………」
あ、白くなった。そして石化した。ヒビ生えてる(笑)
レ「はあぁ。ほんっとーにこの娘中毒の国王、手がかかりますね。娘の恋路くらい応援できる広い心を持ってほしいものです。全く…………」
オ「だって〜エミリアが〜」
レ「60過ぎのおっさんがだってとか言わないで下さい！」
オ「言葉の暴力はんたーい！」
レオがオルバン様にこういう風にツッコむことができたのは親子だったからなのか……。なんかそう思うと笑える(笑)
そう思ったのはエミリアも同じだったようで「ふふっ」と上品に笑っていた
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埋夜冬(プロフ) - 通りすがりさん» 何か期待裏切っちゃったみたいでごめんなさい。ただほら、フラグは付けましたから……ね、うん。BLエンドですが、まぁこれを機に純粋なBLに少しでも興味を持ってくれたならいいな〜(ﾁﾗｯ)閲覧ありがとうございました！ (2019年3月30日 19時) (
レス) id: 59284e1a90 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - こんにちは。前作？１の頃から見てました、久しぶりに来てぶっ飛ばしてラストだけ見てみたら…BL結末だったんですね。
BLニガテな方なのですが、主人公カワイイからいいよね☆
てっきり勘違いで実は初恋の相手は姫だった、で修正されるのかと思ったら…。 (2019年3月30日 14時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
埋夜冬 - ソラネさん» ありがとうございます！コメントを下さったのがソラネさんで良かったです！これからも色んな作品を更新していくのでよろしくお願いします(*^^*) (2018年3月3日 13時) (レス) id: 939d4e02e6 (このIDを非表示/違反報告)
ソラネ - とっっっっってもおもしろかったです！！！ 次の作品楽しみにしてます♪♪♪ (2018年3月3日 3時) (レス) id: fe58a72f0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：埋夜冬
| 作成日時：2017年10月19日 0時
