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魔法使いのキモチ:55 ページ15

(玉森side)



北「マジ!?てかそれ…どこ?」



ルイ「この先を真っ直ぐ歩くと道が2つに別れている、それを右だ。

しばらく歩けば湖が見えるだろう」



それが人魚岬か…
とりあえず次の目的はそこで決まりだな



ルカ「あっ、ルイ!?どこ行く気よ?」


スッと立ち上がるルイをあわてて追おうとするルカ



ルイ「敗者がいつまでもいるものじゃないだろ?行くぞ。」



宮「あっ、待って!!」



ルカ「!?」



ルイを追い立ち去ろうとした時にいきなり宮田に腕を引かれてルカは少しだけビクッと肩を揺らした



やっぱりさっきの事もあるし怖かったのかな?


まぁあっちが悪いんだし気にしないけど…



ルカ「な、何よ!?」


宮「ごめん、ちょっとだけじっとしてて?」


そう言うと宮田はどこで手に入れたのか小さな救急箱を取り出した



宮「えっと、包帯…の前に消毒だっけ??」





北「宮田!?お前…」


俺と宮田はミツに何があったのかは知らないけど
今のミツは確実に『何でそんなことするんだ?』って顔してる


ガヤも小さく『生きてんだしほっとけばいいのに…』って呟いてるし




宮「ルカちゃん、俺もキミの事許さないよ?
皆を傷付けたし犬のことバカにするし…だから

次からはそう言うことすんのやめてね?」


玉「……」



言い方はいつもみたいに優しいけど…
宮田全然笑ってない
目線も左下に下がってるし凄く複雑そうな表情してる



横「宮田、水洗いが先じゃん?千賀、やったげて?」


千「えっ?あっ、うん…」

玉「お前下手すぎ。少しわったーに習え」


宮「えー…。うん、そうする」



俺の言葉にちょっと不満気だったけど自分のした手当てを見てすんなり従った(笑)


ルカ「ば、バカにしてんの??何で…。
許さないならこんなことしなきゃいいでしょ?」



宮「うーん…。そう思ったんだけど、やっぱり女の子がケガとか痛々しくて見てらんないからさ?」

あっ、今度は少し笑った


ルカ「…っつ。あ、ありがとっ!!」


お礼を言うのが恥ずかしかったのかルカはそれだけ言うとバッと逃げだすようにルイの所まで走った



横「ルイは?傷。」



ルイ「いらん。俺は男だからな?放っておけば良い

人間、ルカの事…礼を言うぞ。
この先はきっと俺達より強い奴が沢山出てくるだろう

元の世界へ帰りたいのなら最後まで足掻け」



それだけ言うと魔法使いの兄妹は森の奥に消えていった

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設定タグ:リオ , Kis-My-Ft2 , 俺足族   
作品ジャンル:タレント
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リオ(プロフ) - すうらく.さん» 初めまして。コメありがとうございます!! そう言ってもらえて嬉しいです(;>_<;)頑張ります。これからもよろしくお願いします!! (2014年5月4日 1時) (携帯から) (レス) id: 6dd1866b1d (このIDを非表示/違反報告)
すうらく.(プロフ) - 初めまして。part1から一気に読んでしまいました。ストーリーがしっかり組み立てられていて、とても面白かったです。更新頑張って下さい。 (2014年5月1日 23時) (レス) id: 729f49b0e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リオ | 作成日時:2014年4月27日 4時

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