Seven★starを探して*K-M-F2*〜Part5〜

魔法使いのｷﾓﾁ：51 ページ11

(横尾side)


横「妹が傷付いても命令なら何だっていいんだ?」

俺がそう言うとﾙｲは一瞬目を見開いたがすぐに睨んできた


ﾙｲ「どういう意味だ?」



横「別に。アンタさっきから妹気にしてるみたいだったから。


多分だけど今のままじゃあの子負けちゃうよ?
何したのか知らないけどミツ達キレてるっぽいし」



うん、間違いない。
ミツも太輔もここから分かるくらい怒りオーラ放ってるし


横「女王の命令なんかよりさ、もっと大事なものがあるんじゃないの??」


ﾙｲ「何を訳の分からない事を…」




横「ﾊｧ…。妹気にして焦ってるくらいなら勝負投げて守るくらいしてやれば?
そもそも命令なんて聞かなきゃ危険な事しなくていいのに…


言っとくけど俺はお前らを殺したいとかじゃないんだよね?
まぁみんなそうだとは思うけど…



ただ、特別に止めに入ってやるつもりもないよ?」


何となくわかった
コイツ一見冷たく見えるけど妹の事はすごく大事みたい


ﾙｲ「止めに入る必要も守る必要もない
これで負けるならアイツがその程度だったって事だ」




ったく、素直じゃないな…
興味無さそうに言ってるつもりだろうけどさ、ずっとﾙｶちゃんを目で追ってるじゃん
(まさか無意識?)


も〜
めんどくさっ!!

ホント、仕方ないな…

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