魔法使いのキモチ:42 ページ2
(北山side)
北「…ってことは、俺がさっきまで見てたお前らはルカが見せたイメージってヤツで、今話してるお前が本物??」
藤ヶ谷の説明を聞いて少しずつ今の状況を理解してきた
藤「ああ、“心”の能力を使って話してる
とは言っても声だけでしか通じる事が出来ないんだけどな」
北「んー…なるほどな。」
確かにそう考えると俺がいきなりここに立っていた理由も説明がつく
あのときルカが俺に何かしたのは間違いないし…
藤「アイツがお前に何を見せたのかは知らないけどさ、今話してる俺が本物の藤ヶ谷太輔。
そんで、絶対にとは言えないんだけどそこから抜け出すにはお前自身が戻りたいって強く思わなきゃダメなんだと思う」
北「…根拠は??」
藤「ルカの術ってヤツがお前の心を支配しようとしてるなら、お前の気持ちがそれに勝てば良いんじゃないかって思うんだ」
俺の…気持ち…
藤「なぁ?戻ってこいよ。
サッサとお姫様助け出してさ、全員で元の世界に帰ろうぜ? 」
北「あぁ…
…そうだな。」
藤ヶ谷の言葉は嬉しい
けど…
何でだろ?
何故か素直に帰りたいって言えない自分がいた
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リオ(プロフ) - すうらく.さん» 初めまして。コメありがとうございます!! そう言ってもらえて嬉しいです(;>_<;)頑張ります。これからもよろしくお願いします!! (2014年5月4日 1時) (携帯から) (レス) id: 6dd1866b1d (このIDを非表示/違反報告)
すうらく.(プロフ) - 初めまして。part1から一気に読んでしまいました。ストーリーがしっかり組み立てられていて、とても面白かったです。更新頑張って下さい。 (2014年5月1日 23時) (レス) id: 729f49b0e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リオ | 作成日時:2014年4月27日 4時