[まふまふ]拾った猫の秘密。[そらる]

秘密２４ ページ27

A視点

私は、ベッドに入り、そらるの方へ背を向ける。





明日も休みだから、ゆっくりしよう。






目をゆっくりと閉じる。






そして、眠りに入る






はず、だった。






ｷﾞｭｰ






体がそらるに包まれる。






そ「A。此方向いて。」






ﾄﾛｰﾝとした、優しい声が耳に響く。






吐息の混じったその声は、その、






え、エろくて、






赤面してしまう。






そ「ねぇ、此方向いてって…寝ちゃったの？」






必死に目を瞑って、寝た振りをする。






そ「…じゃあ、何してもいい？」






そう言うと、そらるは私の上に馬乗りをして






私の顔を触る。






ついでに体の向きも変えられる。






そして、






そ「ん。」






唇がリップ音を立てて重なり、






『…んぅ…ﾇﾁｭ…』






さりげなく、舌まで入り込んで来て、






私の舌と絡ませる。






いやらしい水音が静かな部屋に響いて、大きく聞こえる。






『ﾝﾝ…ﾈﾁｬ……そ…らる……ﾔ…ｱ…////』






涙が、貯まって来て






やっと、離される唇。






舌は糸を引いていて、






『そ…らる。止めてって…』






必死にそういうと、






そ「本当に、止めて欲しいの？」







『だから、そう、言って…ｱｯ…』






私の言葉が言い終わる前に、そらるは






私の太股をいやらしくなぞる。






そ「なんて、言ったの？全然聞こえないよ。」






ニヤニヤと、微笑むそらる。

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